
職場のALTEC-A7です。
これは中古で2年前に購入、正規輸入元「エレクトリ」認定の国産BOX。
18mmラワン合板ですが、USA本国仕様の米松よりやわらかい木材ですし、
強度不足で「ぼわんぼわん」の、ゆるくて締りの無い低音でした。
そこで購入後速攻で補強&制振、吸音材を投入して改善して聴いていました。

しかし、38cm「416-8B」の音に不満。
アルニコマグネットですが、僕は「アルニコ信者」ではないのです。
疑っていました、「磁力が弱くなってしまったのでは?」って。

自宅の「A7」とは違う音に不満がつのる一方でした。

1年ほど前に中古で購入した「1.5インチスロート」のドライバー+「311HORN」を
試しに組み合わせるも、やっぱり低音がぼやけるし、ブーミーな感じ。

永久磁石、フェライトこそがソレ、永久なのです。
アルニコは磁力の減退が宿命で、再着磁の必要が有ります。
HORNドライバーの磁力は、まだ大丈夫な感じでした。

この38cm「515-16G」を購入したのも1年ほど前で、
「A5計画」のひとつです。
アルニコマグネットの「515B」が信仰と憧れ、
最高って信じている人達が多い。
フェライトマグネットでも、ちゃんと良い仕事しますよ!

ネットワークも16Ωを、ずいぶんと長い期間探しましたよ!
あえて「800Hzクロス」のネットワークを購入。
通常の「A5」は、クロスが500Hz、
もちろん僕はその音も吟味して聴いています。
しかし、ハイファイ用として聴くと、いくら大きなダイヤフラムのドライバーと
38cmの「515」でも無理が有ると踏みました。
800Hzだとドライバーに余裕が有り、
38cmのペーパーコーンが存在感を増すと予想しました。

この10cmダイヤフラムを備えたドライバー、
熊みたいに大きくて重い!!!
ボーリングの球ほども有り、バッテリー以上の重さ!

サービスアングル=60度の「311HORN」も別に購入
ボードとステーも苦心して自作

15日の半日をかけて、ようやく設置&音出しできました。

疑っていた「アルニコマグネットのヘタリ」は的中!
がっちり固めたBOXから、凄みと締りの有る低音が再生されました。
HORNの音は以前に聴いて確済みでしたが、
力強い「515-16G」との組み合わせで、更に太い中域が魅力的です。
サックスの「ぶひゃ~っ」て音、たまらないです♪
女性ヴォーカルの艶っぽくて生々しい声、
口の中で唾液が「ニチャ」細かいニュアンスも余す事無く音にします。
PIANOのフォルテも余裕ですし、WOODベースも浮き出て来る!
クラシックギター、アコースティックギターの空気感もリアル♪
今日はアキュフェーズのプリメインAMPでしたが、
次は、秘蔵の「DYNACO MKⅢ」(真空管アンプ)をつないで
更に高い次元の音を楽しみます。
v(^_^)
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2013/01/16 23:01:12