
良い音を追求し続けるHiFi-AUDIO
メーカー、消費者、ミュージシャン、マニア、音楽ファン・・・etc.の希望&理想は、
「今よりもっと良い音を!」 「生生しい音と雰囲気を!」
「もっと安く手軽で、小型軽量を望む」 「経年劣化は許さない」
アナログonlyだった録音&再生機材にデジタル技術が加わり、
信号の伝送方法、増幅AMP、D/Aコンバーター、
MP3などの圧縮記録にデジタル技術が大きく貢献していますね。
それらは全て電気的な技術です。
しかし、音を拾う<マイク>音楽信号を音にする<スピーカー>は、
物理的な技術の塊です。
全く別の分野が融合して、初めて目標を達成して良い音が生まれます。
エジソン博士の蝋管蓄音機は、全てが物理で完結しています。
シンプルで理想的なのですが、情報量、音色、帯域バランス・・・etc.
原音には程遠い音です。
<マイク>の進歩は目覚しい。
ソフトドームTWEETERみたいなダイナミック型から始まって、
エレクトレット・コンデンサー型、リボン型・・・
集音装置、単一指向型など、取りたい音源に最適なマイクが作られた。
ココまでは、技術の進化で「新しく開発された物、回路など」は総じて性能が良くなっていますが、
スピーカーは、必ずしも新しい製品が良いとは思えませんね?

ダイヤトーン<P610>16cmシングルコーン・フルレンジ
アルニコ・マグネット、コルゲーション入りカーブド紙コーン

更に、センターキャップ奥にアルミDOMEが仕込んであります。
発泡ウレタン・エッジは比較的硬い様で、耐入力を稼いでいます。
夕べ、久しぶりに<P610>を引っ張り出して聴きました。
★巷で言う「ビンテージ」とまではいきませんが、
古き良き時代のスピーカーには、個性と味わいが有ります。
平面バッフル装着でバランスを考えると、16cmよりも20cm~25cmが適しています。
再生周波数:50-15000Hzが実用範囲で、低域は16cmには無理なのです。
逆に25cmを超えると、センターCAPを金属にしたり、
ダブルコーンやメカニカル2wayコーンにしても高域が濁るし伸びない。
さて、MacBook AirのiTunesからTopping-TP30(デジタルAMP)で駆動。

スピーカーは転がしたまんま、板やBOXに固定しません。
これこそ究極のフリーエア駆動です。
勿論このままで”低音”は聴こえません。
スピーカー前後の圧力変化を即座に打ち消してしまうからです。
<P610>と並列にフルレンジ入力させた「アシスト・ウーファー」が
薄くなった中低域を補ってくれます。

ニアフィールド(近接聴取)の悦楽
ヴォーカル、アコースティックギターの生々しさ♪
ドラムスの超高速な打音!
何より「つなぎ目の無い自然な音と響き」が楽しいです。

フリーエア駆動のニアフィールド聴取、あなたもお試しあれ!
v(^_^)
フルレンジ、MIDバス、この類の素質を見抜くことができます。
Posted at 2012/12/21 15:57:55 | |
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