
自宅のALTEC-A7です。
これは自作のBOXで、26歳の時に必死で1ヶ月半もかけて製作しました。
17歳の時、自宅近くの電気店に通っていました。
その時の店長さんの所有していたA7とDYNACO-MKⅢを組み合わせた音、
それを聴かせてもらったのが最後、その音の虜になってしまった!
18歳で正規輸入元:エレクトリに設計図集を注文して、
「いつかはBOXを作る!」と決意。
給料の一部を貯めて元金にしてローンを組んだのが8年後。
当時、38cm、HORN、ドライバー、ネットワークの1式で¥780000.
純正箱の価格は、¥750000.とても購入できる金額じゃあ無い。
純正箱は18mm厚の米松合板を指定していますが、高価で硬い合板、手に入らず、
21mmラワン合板を使用し、HORN部は5.5mmを2枚合わせて曲げて製作。
後に、各部の補強や制振処理を行いました。
純正BOXは、本当に簡素な作りで、とてもハイファイ用途には向かない音です。
当時メジャーなJBL、タンノイ、エレクトロヴォイス、ジェンセン、バイタボックス、リーク、クリプシュ、マッキントッシュ、シーメンス、その他、色々と憧れていましたが、何でALTECかと言うと、
38cmをMIDバスとして1600Hz前後まで使う2wayで、能率が100dbを軽く越えるHORNが魅力です。
前記に列挙したメーカーでは成し得ない音。
音もそうですが、耐久性が違うのです。
振動板を支えるエッジの耐久性、フィックスドエッジと言いまして、布製のプリーツ状で、
振動板の動きを妨げず、経年劣化が少ないのが良い。
JBL、タンノイなんかは、10年もすると、発泡ウレタンのエッジが朽ち果てる!
ALTECヒイキと言われても断言します。
PRO用、劇場用として開発された、その経緯が違うのだと。
もっと言うと、ウエスタンEの直系だから、狙う音が違うのです。
先のブログで書いた「フリーエア駆動」を基本にしたBOX設計がステキです。
v(^_^)
明日以降に続きます。
Posted at 2012/12/22 23:38:06 | |
トラックバック(0) | 日記