
マッキントッシュ<MC300>が<C40>とのタッグでALTECを駆動します。
¥650000.化粧BOX¥57000.

このAMPも「一生もん」と思い、必死で購入しました。
星の数ほど存在するAMPのほとんどがSEPP回路のトランジスター、FETアンプ
出力トランス(インピーダンス切替え)を備えているマッキントッシュは、
真空管アンプと同様に、スピーカーの逆起電力を遮断して、内部回路の安定動作を実現しています。
この逆起電力は、大口径になるにつれて大きくなり、低音再生時に急上昇するインピーダンスにも対応できる様に、マッチングトランスが有効に作用します。
BLUEメーター側に3個のトランスが配置されて、かかえて2階の部屋に設置した時から、
腰が浮いてしまい、1週間は腰痛に苦しみました。
(~_^;;
CAR用AMPでは、¥735000.もするマッキントッシュが短期間のみ製造されていました。
稀少ですが、PHASS社製<RE2><RE20><RE50&Hi>が現在も生産されています。
ネットワークの回路で「インピーダンス補正」に抵抗とコンデンサーを<+>&<ー>間に入れることで、
少しは歪みを抑えることができますが、根本的な音質改善には程遠い。
出力トランスを内蔵しているアンプ群は、
単にハイパワーを誇示するSEPPアンプとは、音、雰囲気が全く違います。
但し、どんなスピーカーにも有効なアンプ回路とは言えません。
そこには「相性」が存在します。
USA:DYNACO<MKⅢ>の中古を持っていますが、
5極管KT88、6550に差し替えて<A7>を鳴らすと、中域がぶ厚くなり過ぎて、
更に低音域がブーミーになってしまい、<KT90>が許容範囲に入るレベルで、
同社ダイナコ<STEREO70>の<EL34>がバランス良好でした。
しかし、そのステレオ70は、後日UPしますが、40歳位でトランスが焼けてしまう。
(現在は別のスピーカーを、たまに鳴らしています)
真空管が熱くなるのは当然ですが、数年前にトランスがオーバーヒートして、
ガラス管ヒューズが飛んで故障してしまいました。
自分で直せる範囲だから良かったのですが、修理後も通電時は扇風機で冷却しています。
これじゃあ長期安定動作と安心感に疑問。
HORN型ドライバー+38cm、小音量でも情報量が減らず、音が痩せたりバランスも崩れにくい。
ヴァイオリンなど弦楽器は苦手ですが、常識的な音量での音楽鑑賞は、気持ち良いですね。
夜は照明を薄暗くして、アルコールを呑みながらBLUEメーターの動きを見て「にやっ」とします。
v(^_^)
至福の時、その為にこそ「贅沢な趣味の世界」があります。
Posted at 2012/12/26 23:34:04 | |
トラックバック(0) | 日記