
秋葉原ラジオ会館3階に在った「キムラ無線さん」で10年ほど前に購入。
自作BOXの製作に着手するまで3年、製作期間は1ヶ月程でしたが、
dynamo-Mk3の出力管を数種類入れ替えて、KT90に落ち着くまで、
BOX内部補強や吸音など試行錯誤(?)に3ヶ月、
BOX裏蓋が閉じれない期間も長かったです。(-。-;

この605Bは、30年以上も前に生産されて、キムラ無線さんに入荷する際、
38センチのコーン張替えと、アルニコマグネットの再着磁を施してあります。
このユニットを店先で発見した時、夢の様で、何か運命的な感覚でした。
本当に稀少なリビルト品、ALTECファンの僕は必死に購入しました!
2本で¥240000.
既製品には無いデザインと容積、音の為に熟慮する期間も楽しみました。

学生時代に憧れた604Eとは違う音、マイナーチェンジしても外観は変わりませんが、
出てくる音は別物でした。
この605Bは、比較的おとなしい音、その後に発売された604Eは、荒々しくもモニター的な音です。
A7-500で、迫力のサウンドを手に入れていましたので、あえて605Bの音が欲しかったのでした。
点音源の大型フルレンジは、他では得難い音の世界です。
上に乗せているホーン511と中心のドライバーをつなぎ替えたりして楽しんでいます。
16オームのウーファーとホーンドライバーの再生音、宝物です。
(^_^)
左右側板に渡した板で605Bの重量、反力を受け止めています。

ALTEC社は「デュプレックス」と呼んでいます。
高域用ドライバーのスロートがHORNウーファー用:磁気回路を貫通している”同軸2way”
JBLや普通の呼称は「コアキシャル」 「バイアキシャル」
タンノイは「デュアルコンセントリック」

GREEN:BOXは、1600Hzクロスのネットワークです。

BOX後ろ四隅の補強、裏蓋のハシゴ状の補強&ダクトも苦心作です。
Posted at 2012/12/30 18:51:09 | |
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