2013年08月29日
電気的な回路技術、デジタル回路、アンプ、D/Aコンバーターetc.
その分野は「得意な方々」にお任せします。
しかし、オーディオ機器中、スピーカーに関してのみ「物理」の分野になります。
こちらは僕の得意分野ですので、ゴチャゴチャ言いますよ。
表題の「低音再現」
「再生」ではありません。
ちょっとニュアンスが違うのです。
現在の音を収録する技術は素晴らしい!
マイクの感度も凄いですし、デジタルで記録してアナログに置き換える機器も充実しています。
しかし、マイクに特有の「個性=音色」と、周波数帯域の感度差が有る。
ここからCDなどの記録時に「差」が生じています。
この「音色」や「感度」の差は、次回の課題にして、
今回は「低音再現」です。
せっかく「電気的に技術改革」が進み、現代の高レベルになっているのに、
スピーカーだけが取り残されています。
「技術的」にです。
日本人(消費者)は特に「新素材、新技術」に弱いのです。
そう、振動板がセラミックだのマグネシウムだの、チタン?
ボロン蒸着?アラミッド?ケブラー?
音に限らず、車、パソコン、ゲーム、遊園地のアトラクション、食べ物、
化粧品、ランジェリー、薬、etc.もう何でも「新しい物好き!」
ですから「新発見」したいし、努力する「勤勉国家」
「前置きが長い」って? (^_^;;
そう、せっかく優秀な機材が送り出してくれている「電気信号」
それの「99%」は「物理変換ロス&熱」になって失われ、
「1%未満」しか「音」になっていないのです!!!
「スピーカー」のみ「時代遅れ」なのです!
「原音再生」の追求は「当り前」ですが、
「原音以上の音」を求めるのが「マニア」のはず。
「低音再現」を諦めているのでしょうね?
それは、あくまでも「自然さ」が足りない低音しか再生できていないからです。
例えば、30Hzの低音周波数がスピーカーの振動板を揺らす。
口径が大きいと、1m位に耳を持ってくると聴こえるとしても、
5cmとか16cm未満のスピーカーだと聴き取れない。
そこで「サブウーファー」の登場ですが、
何とも容認できない違和感の有る低周波の空気の波が嫌!
メモリーオーディオ、MDから始まる「圧縮記録」
MP3,4なども同様に、「そぎ落としても分からないかな?」的な
部分をCUTして再生する。
それと同様に「倍音効果」を利用して、
30Hzに近い音を、それ以上の高い周波数で体感させる?
無理でしょう。
30Hzは、やっぱりその上の周波数に影響を与えていますから、
30Hzが聴こえないと困ります。
その30Hz、それ以下の周波数も体感できる技術は
もう、「できています」
世界中の優れた技術者が「何故、再現できなかったのか?」
「スピーカーで音が決まる」と皆さんが認識しているのに、
(7割はスピーカーで決まると考えられています。僕もそう思います)
「1%未満しか、音にできないスピーカー」の改善こそ、
「大きなオーディオの進化」になるのです!
めいく いっと ぽっしぶる うぃず ぼく
v(^_^)
Posted at 2013/08/29 22:04:02 | |
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