ここ数日、涼しいのはイイことです♪
ブログで「大きな風呂敷」を広げていますので、
その実行、実現に向けて「暗躍」しています。

例の「ダイヤトーン P610 アル二コマグネット 16cmフルレンジ」
目標の「容積10リッター」特殊構造BOXが完成しました♪
改めて<技術解説>しますが、
メーカー推奨BOXは、バスレフの容積75リッターの大型。
W35xH63xD40cmと大きい。
前にも解説しましたが、バスリフレックスの狙う周波数を盛り上げるには、
そこそこの音量で聴く必要があります。
今回製作した特殊構造BOXは、外形:W23xH25xD21cm
内容積:約10リッター ! 目標の容積を「有言実行」
ケルトン方式+Wバスレフ+クリプッシュHORNで、
音量の大小に関わらず、音楽をバランス良く再生できました。
未だ、音出し2日目ですので、BOX中身の慣らしが進むと、
更に良い感じになるでしょう。
今回のP610は、中高域に関しては「音の良さは定評が有ります」が、
少々高域にエネルギーを強く感じる鳴り方をします。
初代モデルに比べると、そんな感じになるのは、
より「現代音楽」に合わせた設計にしたからでしょう。
ですから、その傾向に低域の量感や深みを加えることで、
高域の華やかさやピークを感じなくなりました。
しかし、新構造BOXは「凄い効果」を聴かせてくれます。
「自画自賛」では無く、聴いた数人も「気持ち良くて、開放的な音が好き」と。
主にクラシック、中編成のオーケストラをモニター的では無く「ゆったり聴く」とイイ感じ、
中域から高域の「つなぎ目の無いスムーズな音」で、実態的なボーカルや、
細かいニュアンスを再現してくれる。
そこまでの能力で、カチっと締まった、速い低音の再生は無理でしたし、
深い低音が出せず、余韻が淡白なユニットが「激変」したのです。
1本だけ音出しした初日、最後の仕上げの「クリプッシュHORN」を
装着するまでは、そこまで期待できなかったのでした。
★とにかく、P610らしからぬ音
ジャズやロックの速いドラミングに余裕で着いていくし、
ベースの量感が少し薄い感じでも、存在感と歯切れ良さがイイ♪
腰が少し軽目の低音=ロックも気持ち良い!
ヴァイオリン協奏曲も良好なバランス。
わずか10リッターに閉じ込めると、このクラスに限らず12〜13cmでも
「詰まった感じの音」「箱が嫌な音を出す」「音量を上げると暴れる」のですが、
この箱は問題無く、ロックやジャズを「ぐいぐい押して来る」感じの鳴りっぷり♪
★ちょっと出来過ぎですね。
この新構造を適用して、8cm〜12cmフルレンジ用BOXも作ります。
MIDバス用としてもOKですから、ツィーターを加えた2wayでも良い雰囲気にしたいです。

Wコーンの10cm、FOSTEX/FF125は12cmで、エッジが朽ち果てたのを
自分で修理したのですが、この子たちも良いバランスになる様にしたい!
(^-^)
P610の音、本当に良い感じで「達成感」を味わっています♪
Posted at 2013/09/01 22:52:34 | |
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