
この「FAL FLAT-C40」のアクリルBOX、
色々なテストの結果”吸音材”はあえて入れていません。
アクリルが10mmもの厚み、両サイドを30mmの赤松集成材で押さえる事で、
BOXの嫌な鳴きの発生を減らしています。

通常は多種ある吸音材から選択して適宜入れるのですが、
スピーカー背面の音、不要な周波数を減らして、
バスレフ、ハックロードなどは前の音にプラスして聴く訳です。
また同時に、背圧の跳ね返りで振動板を叩く音も軽減します。
しかし、このFLATドライバーの振動板は「発泡スチロール」です。
CAR用サブウーファーの殆どが、振動板を強固な素材で作っていますし、
背圧が振動板を叩く音は発生しません。発生しても僅かです。
シールドBOXに限って言うと、吸音材は不要、吸音材が無い分、
多くの容積が確保できて好都合です。
このアクリルBOXは、吸音材が無い方が、中身が見えてクリアで良い。
★家庭用BOX、CAR用ドア内に入れる吸音材、効果の過信は禁物です。
スピーカーが発生する音「空気を揺らすエネルギー」は、
そんな簡単には収束できません。
制振材も同様です。
何でも詰め込む、貼付けるのは気休め?
多額の出費が無駄になります。
車室内は、大きなスピーカーBOXと認識します。
ドアを制振したら、制振施工していない部分にエネルギーが伝わるだけ。
リアドア、天井、トランク、次々と伝わるうちに収束します。
軽四やコンパクト2BOXは、空間が狭いので、運転席の直後の空間に音が残る。
トランクの広い(長い)オデッセイなどの車が、その点有利です。
後部座席に吸音材でできた、大きなぬいぐるみ「熊のプーさん」でも乗せたら、
音質改善につながるかも?
(^_^;;

以前に勿論、「プーさん」を乗車させて試聴しましたよ!

吸音効果が有っても、単に邪魔でした。
(T_T)
Posted at 2013/01/04 08:26:44 | |
トラックバック(0) | 日記