2011年09月29日
みなさんおひさしブリです。
フォトギャラリーに写真あげときました。
ご高覧のほどを。
Posted at 2011/09/29 22:01:20 | |
トラックバック(0) | 日記
2011年07月10日
(皆さんお久しぶろです)
昨日、夫婦で栃木県那須の『鹿の湯』へ出かけた。
その前に行ったのが震災前だから、4、5か月ぶりだ。
原発事故以来、この古い共同湯は客足が遠のき、
苦境に立たされていると聞いていたので、
駐車場で誘導をしていたおじさんに聞くと、
「トリプルパンチですよ」という答え。曰く、
ひとつ、放射能の風評被害。
ふたつ、高速料金の土日1,000円上限の廃止。
みっつ、近在の自動車工場の平日休み移行に伴う子ども連れの激減。
これで客足が半減しているという。
夏場の営業時間も短縮せざるをえなくなったとかで、
昨日は6時で客を追い出していた。
この「トリプルパンチ」のうち、みっつめは、
子ども嫌いのおれたち夫婦にとってはむしろもっけの幸いなのだが、
家族のレジャーの形を大きく変えてしまったこの措置が、
とくに子どもらの情操の発達に、妙な傷を残さなければいいがと心配ではある。
この『鹿の湯』の帰りに、
おれたちが毎回楽しみに立ち寄る、
トラック運転手相手の大衆食堂がある。
おれが「トラめし屋」と呼ぶこのての食堂は、
どこの地方の店もほぼ例外なくうまい。
二輪ライダーだった頃そのうまさを知ったのだが、
『鹿の湯』帰りの夕飯はここ、と、
夫婦の決まりごとになっている。
なにしろ味が素朴で濃厚。
その上、量が盛大で値段も手頃なのだ。
昨日はお気に入りの鶏からあげ定食と、
焼肉定食を注文した。
店のお姐さんが扇風機を向け直してくれたので礼を言ったついでに、
「いつもここ来てるんだよぉ、
こないだ来たときは扇風機じゃなく、
まだそこのストーヴだったけどね」
と言うと、お姐さんは嬉しそうな笑顔になった。
「いつも来てもらってるんですか?」
「ここのごはん、おいしいからね」とおれが言えば、
「本当、最高ですよ」と妻も言う。
するとお姐さん、感激した顔つきで、
奥にいたおっさんに報告し始めた。
本当に嬉しかったらしい。
このおっさん、どうやら店の主人らしいのだが、
おれたちは初めて見る顔だった。
いつ来ても、このお姐さんが料理をこさえているのだ。
まだ30代ぐらい。妻より何歳か年上だろうなとは思うが、
その若さで、素朴かつ力強い味わいのめしのおかずを、
淡々と作り続けるお姐さんは、実力ある料理人なのである。
もっとうぬぼれてもいいくらいだ。
「お肉おいしい」
「うまいねえ、おつけも最高だよこれ」
夫婦で顔を見合わせながらむさぼり喰っていると、
いきなり飲んでいた発泡酒の缶とコップをおれたちの前に置き、
ほろ酔い気分のおっさんが腰掛けを寄せてきて、
おれたちのテーブルに割り込んできた。
「うめえかい? いつもありがとね」
人間嫌いのおれだから、普段ならこういう狼藉は許さない。
邪険に追い払うところなんだが、
おっさんの嬉しそうな顔を見て「ま、いっか」と、
無礼講モードに切り替えた。
「うまいねえ本当。味付けがおれたち好みだよ」
「なぁに田舎料理だよ。味付けったってねえ、醤油と塩と砂糖と味噌。
これしか使わねえよ」
「へえそうなの?」
「そうだよ? でもね、醤油は一斗缶。味噌は樽で買う。調味料なんか一切使わねえ。ほんとだよ? 店の中どこにもねえだろ?」
たしかに見当たらない。
「マヨネーズはあるけどよ。キューピー。酸味が好きなんだおれはよ。
味の素のマヨネーズは酸味が弱い。うめえけどよ。
家じゃ味の素なんだマヨネーズ。でも店じゃキューピー。酸味がいい。
酸味が好きなんだおれはよ。味の素のマヨネーズは・・・」
酔っぱらい特有の“話がループ”現象が早くも始まっていた。
その上、話の合い間に、妻の二の腕を軽くつかんだり叩いたりする。
「おじさんおじさん、あんま気やすく触ってるとお金とるよ」
チクリと刺してやったら「わりいね」とはにかんで手を引っ込めた。
人が好いのだ。
「でもあんたたちみたいなカップルは来ないよなかなか」
「そうだろね、うん。夫婦なんだけどね」
たしかにもの好きかも知れない。でも、うまいものにありつけるなら、
場違いだろうと不似合いだろうと構わない。
むくつけきおっさんやあんちゃんがたむろして、
ちょっと気後れするかも知れないが、トラめし屋は本当におすすめなのだ。
「いつもはあちらのお姐さんの他にもう一人おばさんが居ますけど、今日は休みですか?」
妻が訊くと、おっさんは「待ってろ」という手つきをしながら席を立ち、
新聞を持ってきた。
「これが原因で商売あがったりなんだよ」
おっさんは地元新聞の社会面の記事を指し示す。
「東北道トラック無料化 4号沿線は閑古鳥」
そんな特集記事の見出しが目に入った。
復興対策として、8月ころまでの期間限定で、
東北道の一部区間の輸送トラックの通行料金が無料化されているのだが、
そのあおりをくらって、国道4号線沿いの、トラッカー相手の商売が、
深刻な営業不振にあえいでいるというのである。
このトラめし屋も例外ではなかったのだ。
いつも居たおばさんも使用人で、しばらく休んでもらい、
代わりに自分が店に出るようになったのだとおっさんはいう。
経営はしているが、調理はお姐さん任せ。
本業は魚の行商なのだとおっさんは言った。
「今夜ももうじき店じまいだよ」
ろれつの回らない口でおっさんがこぼす。
「大丈夫だよおじさん」
おれは言った。「おれがホームページで宣伝してやんよ」
「ブログ」がどうのと言っても通じないと思ったので、こう言った。
「ほんとかい?」
「本当さ。それにさ、おれってさ、
がら空きで閑古鳥が啼いてるような店でもさ、おれが入るとさ、
そのあとで必ず2、3組の客がつられて入ってくるの。
なんかそういう体質なんだよおれ。だから商売繁盛間違いないよ。なあ?」
妻に同意を求める。妻もにこにこ頷く。
そういう場面なら、彼女も実際に何度も見てきているから嘘ではない。
「だからさ、元気出して頑張ろうよ」
おれたちはそう言い残して店を出た。
大量の唐揚げと豚焼肉は、ふたりの胃袋にそっくり収まっていた。
おれは今、後悔している。
つまらん約束をしてしまった、と。
あの店は、おれたち夫婦の宝物、
秘密の花園みたいな店なのだ。
あんまり他人に気軽に教えて、繁盛されすぎてもそれはそれで困る。
だが、この際そうも言っては居られない。
だから、教えて、くれてやる。
国道4号線の栃木県矢板市の北部。
白川、那須方面から上り線をたどり、
そろそろ矢板にさしかかるなというあたりの左手に、
大きな駐車場をもつファミリーマートが見えてくるのだが、
その同じ敷地の前方に、この店がある。
うろ覚えだが『お食事処』とかなんとか大書された、
背の高いネオン看板が目印のその店の名前は、
ちょっとばかり洒落てて『トラック・イン』という。
ぜひお立ち寄りいただきたい。
おすすめは鶏唐揚げ定食850円。
「酸味のきいたキューピーマヨネーズ」をつけて喰うと、
泣けて来るほどうまい。
ラーメンは、洗面器ぐらいの大きな丼に盛られて650円だ。
確実に喰い過ぎになるのでご用心。
・・・・・・あんまり言いふらさないでもらいたいな。
Posted at 2011/07/10 15:53:12 | |
トラックバック(0) | 日記
2011年03月16日
Posted at 2011/03/16 22:45:12 | |
トラックバック(0) | 日記
2011年03月12日
バルコニーに積んでたノーマルタイヤ、
一番上の一個が落ちてました。
この辺もけっこう揺れたってことですね。
Posted at 2011/03/12 16:33:37 | |
トラックバック(0) | 日記
2011年03月12日
私も妻も無事です。
妻は今朝がた電車で帰宅しました。
私は昨日は休みで、
最初の地震のときアクセラで外出中でしたが、
大型車が通る振動に似た微妙な長い横揺れに異変を感じ、
路肩に寄って停車しました。
高井戸から甲州街道に曲がってしばらく走ったところなので、
そばを通る首都高の高架が倒壊しないか不安でした。
運を天に任せ、一時アクセラを離れました。
走行中に、そんなことを二回繰り返しました。
阪神大震災以来、
高架道路が怖くなっています。
街は建物から逃げた人が大勢不安そうに立っていて、
異様な光景でした。
まるでそこらじゅうが真昼から経営している居酒屋ばかりで、
店を出た酔客が別れづらくてたむろってでもいるかのようでした。
帰り道は大渋滞。
歩道を大勢の歩行者が郊外へ向かって歩いていたのも、
かなり異様な光景でした。
疲れているのか歩行マナーが守れず、
車道にはみ出したり、
いきなり道の反対側へ駆け出したりして、
こちらも危険を感じました。
電話もケータイもメールも、
帰宅した夜半過ぎまでまったく使い物になりませんでした。
スマートフォンなのですが、
ネットを試すより早く都心を離れたくて、
ずっとハンドルを握っていました。
宮城や福島では、
走行中のクルマを津波が何台も吞み込み、
押し流していたようです。
海岸線から10キロほど内陸まで津波が押し寄せたようですから、
どこを走っていても、いざという時は逃げ場がないようですね。
千葉・茨城方面のみんカラのお友達は無事でしょうか?
ネットはどうやら機能しているようですので、
手が空いたら、
ご自分のブログで安否をお知らせいただけたらと思います。
Posted at 2011/03/12 08:44:12 | |
トラックバック(0) | 日記