
本日は、20数年前のあの日の過ちについて告白します。
皆さんは、日本自動車連盟(JAF)に加入はされていますか?私も加入していますが、その加入のきっかけは、おそらく普通の方々とは全く違うものでした・・・。
大学生になり、運転免許を取得したささ錦少年は、愛車を手に入れるべくアルバイトに精を出し、念願の愛車「ブラックマスク」を購入するにいたりましたが、その納車の日の出来事です。
その日は、大学の講義も虚ろに、午後3時を今か今かと待ち続け、ダッシュでアパートに帰りました。当時は親元を離れアパートで一人暮らし。車がまだ無いのに駐車場の契約までしていました。アパートに帰ると、営業担当の方がすでにいらっしゃっており、一通りの説明をいただき車を受け取りました。最後に、自動車保険が手続きの関係で、翌日からの責任開始になるのでくれぐれも今日だけは乗らないようにとのことで帰られました。
一応、納車になった事を実家の父親に連絡しようとすると、タイミングを見計らったかのように電話が入りました。「とにかく気をつけて運転すること」「今日は保険が掛かっていないので、絶対乗らないこと!」ときつく言われて電話は終わりました。
今まで待ち続けたので、今日ぐらい我慢するワイ!と、ボンネットを開けたり、運転席に座ったり、カーステレオを聞いたりしてすごしていましたが、夕食のあとバイト明けの友達がやってきました。
そして、魔の言葉を・・・。
「いいコース見つけた!」
今考えれば、「初めての車」「まだ無保険」「初めての道」・・・。
若気の至りです。これで、何もなければ「JAF」には加入しなかったわけですが・・・。
出発して数時間後(まだ日付けは変わっていません)、JAFの申し込み書を記入していました。横ではブラックマスクは宙吊りに!!
行った先は、民家もなく、キャッツアイもなく、他の車もなく、いいコース(道)でした。
あっ!と思った時には、テールスライドしていました。当然、上手にカウンターを当てられるわけもなく、ガードレールの隙間に車を向けるのが精一杯でした。意外と衝撃は少なく、怪我もなかったのですが、納車当日にやってしまいました。友達が心配して下りてきます(約2mくらい落ちました)。
当時は携帯電話はありません。近所に家もありません。一番近くの公衆電話まで行ってJAFの救援コールをし、現場に戻るとパトカーが。言わなきゃいいのに納車が今日だと言うと、お巡りさんにこってり絞られました。その後、JAFの方がユニック付のトレーラーを手配してくださり車を引き上げ。同時入会という事にしていただき費用を抑えてくれました。
そして、車の状況ですが、奇跡的に左のライトユニットとバンパーの破損だけで済みました。誘った責任を感じたのか、友達が翌日にはなんと解体屋からライトとバンパーを見つけてきてくれました。
DIY派なのはこの辺がルーツのようです。
以上、20数年ぶりの告白です。父上様ごめんなさい。
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2013/06/10 22:25:32