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金子浩久のブログ一覧

2011年02月28日 イイね!

三菱ミニカ360



 昔のクルマは、漫然とは運転できなかった。エンジンを掛けるのだってチョークを引き、回転が安定するまではスロットルペダルを踏み込み過ぎないよう、細心の注意を払って運転しなければならなかった。
 調子よく走り続けていても、今度はエンジンのオーバーヒートの兆候も自分でキャッチする必要があった。
 走る場所や季節によって、スパークプラグを付け替えなければならないことだってあった。
 なんでもかんでも電子制御でクルマがコントロールしてくれて、ドライバーはボンネットすら開けることなく、何もしないでも構わない現代とは、まるで違っていた。
 道路だって、高速道路がない頃は、舗装されていない主要国道だってザラだったのだ。 僕らは、そうした昔話は想像するしかなかったのだが、44年前の三菱ミニカ360を、当時のままか、それ以上に手間を掛けながら乗り続けている人に会った。



 ミニカ360は、持ち主自らボディのサビを取り払い、塗りながら、大切に乗り続けられていた。メーターは2周して、28万キロを越えた。
 経年変化で、連続して50キロ以上走るとオーバーヒートしてしまう。でも、気にせず、停まって冷やしながら走っている。
 ラジオもクーラーも付いていない、現代の感覚からしたら、不便きわまりないミニカ360になぜ乗り続けているのだろうか?

Posted at 2011/02/28 20:46:05 | コメント(15) | トラックバック(0) | 三菱 | 日記
2011年02月25日 イイね!

ポルシェ・ボクスター、カイエン・トランスシベリア



 路地の四つ角に立ち停まった子供連れの西洋人男性が、いぶかし気な視線をルームミラー越しにこちらに向けてきた。
 チャリッ、チャリッ、チャリ、チャリ、チャチャチャチャチャ……。
 路地の両脇のブロック塀やマンションのファサードに、僕のクルマから発しているかのような金属音が反響している。それも、タイヤが回転している速度とシンクロしている。
 昔、昭和のオヤジたちが革靴の底に鉄板を打ち付けて、そっくりな音を響かせていたっけ。そんな音だ。
 もしかして……。
 大通りに出たところで、路肩に寄せて、タイヤを確認した。
 やっぱり!
 パンクだ。偶然にも、左リアタイヤのトレッド中央に、厚さ1ミリ、長さ1センチほどの金属片が突き刺さっているのが見える。その周辺から、空気が漏れている。幸いにも、ホイールは無傷だ。



 パンクには、慣れている。2007年にナビゲーターとして出場したラリーレイド「トランスシベリア・ラリー」のモンゴルステージでは、ひとつのスペシャルステージで3回もパンクを喫し、14日間合計で12本もタイヤを交換した。それも、テントをはじめとした荷物満載のポルシェ・カイエンを手動の工場用ジャッキで上げ下げしたわけだから、軽いボクスターなんて朝飯前だ。

http://www.kaneko-hirohisa.com/column_03_05_03.htm


(撮影:小川義文)

 ボンネットを開けてテンポラリータイヤを外して、取り出した。
 軽い。テンポラリー自体のサイズが細いということもあるが、ホイールもジャッキもアルミ製で軽いのだ。
「これか、ポルシェのアルミ製のジャッキって」
 マツダRX-7の開発責任者を務めた貴島孝雄さんから、RX-7を軽くするために同じものを切望したとインタビューでうかがったことがある。
「軽くするために、削れるところはすべて削りました。最後に見付けたのが、鉄製のジャッキをアルミ製に代えることでした」
 貴島さんは独力で製造元を調べ上げて、マツダにも卸してもらえるようドイツまで直談判に行った。優しいオジさんに見えたが、RX-7の軽量化と性能向上についての執念には鬼気迫るものがあった。
「ジャッキをアルミにすれば、何キロも稼げますからね。フフフフフフッ」
 仕分け先を嗅ぎ付けた蓮舫議員のようだった。
 ボクスターのジャッキは操作も軽く、確実で、簡単にタイヤ交換を終えることができた。工具袋の中には、使い捨ての薄いビニール手袋10枚と、外したタイヤを仕舞う大きなビニール袋まで同封されていた。実際的、かつポルシェらしい完璧主義は車載工具とその周辺にも徹底されていた。



Posted at 2011/02/25 23:53:36 | コメント(15) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2011年02月19日 イイね!

ポルシェ 356Aカブリオレ



 オープンカーの魅力は、乗っている人たちだけのものではありません。
 周囲から眺めている者も、そのおすそ分けに預かれる。
 ピカピカのポルシェ356Aカブリオレのドライバーの、この満面の笑顔に遭遇したら、こっちまでうれしくなってしまった。
 助手席の女性は紫外線から逃れるのに必死ですけど……。
 オープンカーは、縁起物です。
Posted at 2011/02/19 22:19:48 | コメント(18) | トラックバック(1) | ポルシェ | クルマ
2011年02月14日 イイね!

ジャガー C-X75



 お知らせです。
 i-Pad、i-Phone、i-Pod touch用電子雑誌アプリ「Jaguar 75 FR」がアップルのAppストアに並びました。無料でダウンロードできますので、ぜひ、ご覧下さい。

http://itunes.apple.com/jp/app/jaguar75-fr/id418102322?mt=8

 その中で、昨年10月のパリ自動車サロンで発表されたジャガーのコンセプトカー「C-X75」の解説と、デザインディレクター、イアン・カラムへのインタビュー記事を執筆しました。他にも、XKで訪れる美術館、XFで聞くモダンジャズなど、多彩な記事が盛りだくさんです。お楽しみ下さい。(本編を読む)




Posted at 2011/02/14 11:03:34 | コメント(6) | トラックバック(0) | ジャガー | クルマ
2011年02月09日 イイね!

三菱シャリオ




 お知らせです。
「三菱10年10万キロストーリー」の4回目は、24年22万9700キロの三菱シャリオ(1986年型)です。

http://www.mitsubishi-motors.co.jp/special/10year100kkm/story04.html

 親が乗っていたクルマを子供が引き継いで乗っているという話は、珍しくはない。
 しかし、その子供たちが同じモデルをたくさん集めるようになったという話は、あまり聞かない。
 Kさん兄弟は、両親が乗っていた三菱シャリオを受け継いで乗っていくうちに、同じ初代シャリオや2代目シャリオが次々と手元に集まって(集めて)きてしまった。その数、全部で13台!
 それだけではない。Kさんは、i-MiEVを購入し、兄はミニカ・ダンガンを新車価格以上の費用を掛けてレストアした、大の三菱車一家なのである。
 その愛着と偏愛の拠りどころとは、いったい奈辺にあるのだろうか?

(本編を読む)

Posted at 2011/02/09 23:43:29 | コメント(4) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
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「ギャランGTO GS-Rに43年8万9000km http://cvw.jp/b/877318/42979766/
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金子浩久です。よろしくお願いします。 クルマとその周辺のことを書いています。 詳しい自己紹介は、ホームページをご覧下さい。 http://ww...
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