水廻り交換②（ラジエター取外し編①）

ラジエターを外すという事は、当然冷却水を抜かねば
なりません。　　方法は２つあります。
１．ラジエター下部にあるドレンコックを緩めて
　　（外して）抜く
２．ラジエターホースを外して抜く

どちらでも良いと思いますが、環境問題が騒がれている今、ＬＬＣ垂れ流しは宜しくないので、回収する事を考えるとホースを抜いて勢い良く放出するのはベストではありません。

したがって、ドレンコックを緩めて排出し、残りが少なくなってきたらホースを外して抜くのがベストだと思います。

画像は、外れているラジエターですが、赤丸で囲ってある部分がドレンコックになります。
プラス溝が切ってあるのでドライバーで回せますが、プラスチックなので溝を痛めないように慎重に行います。

各ホース（３本）を外します。
当然、ホースバンドを緩めてやらないとホースは
外れません。

≪アッパーホース≫
ラジエター上部とサーモスタットハウジングを
繋いでいるホース
※サーモスタット交換しない場合は、
　 ラジエター上部側だけ外せばＯＫ

≪ロアホース≫
ラジエター下部とサーモスタットハウジングを
繋いでいるホース
※サーモスタット交換しない場合は、
　 ラジエター下部側だけ外せばＯＫ
　
　 画像ではラジエター側しか写っていません。

≪バイパスホース≫
エクスパンションタンクとラジエター上部
（アッパーホース差込部の上）を繋いでいるホース
※ラジエター上部側だけ外せばＯＫ

エクスパンションタンクは再利用するので取り外します。
まずは、ラジエターキャップとエア抜きボルトを外します。
エア抜きボルトはプラスネジが切ってあるので、
それを回せば外れます。

エア抜きボルトがブレないように？支えているプレートが
ファンシュラウドにハマったままだと
シュラウド破損の恐れがあるので、
このプレートを外します。

外しかたは、
プレートの左右フチにあるツメを
押しこんだ状態でコジるだけ。

エクスパンションタンク下部にある、
ラジエターレベルＳ/Ｗのカプラーを外します。

ＰＳ．このセンサがイカれて、
　　　ＭＩＤに「クーラントが減ってますよ～」って
　　　警告が出ることも結構あります。
　　　液量確認してしっかり入っているのに警告が出たら
　　　コレの故障を疑ってみましょう。

MIDの表示についてはコチラ↓↓↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/877503/car/735309/2856622/photo.aspx

エクスパンションタンク単体です。
実際は、先に外さないで、ファンシュラウドと一緒に
引っ張り出す事も出来ます。




作業はまだまだ続きます。
よろしければご覧下さいませ。