
EGOIST JAPAN TOUR 2015 "re*velatory"
EGOIST 1年ちょっとぶりの全国ツアー
今回は北海道と福岡を加えた全5都市で開催されます。
僕は一番近いZeppNambaでの大阪公演に参加してきました。
1年前のツアーではギルティクラウンのEGOISTというイメージが強かったのですが、
今回はほとんどギルティクラウンのイメージはなく、
客席からの声援も”いのり~”ではなく、”chellyちゃ~ん”だったのも
印象深いですね。
ちょこっとだけネタバレ。
ライブは”名前のない怪物”からスタート♪
一気に会場のボルテージがあがる!!
スタートからテンションMAX!!!
新曲の”リローデッド”・”Door”・”Ghost of a smile”も当然歌いました。
3曲とも今までのEGOISTの曲をさらにレベルアップさせた感じ。
”Ghost of a smile”はペンライトを振るのも忘れ、ひたすら聞き入りました。
先行配信やFCイベントで聴き込んでいるためか、
CD発売前だというのに前方の*famはみんなついてきてましたね♪
そして、アンコールでのchelly(9割)セレクト アニソンメドレー!!
chellyちゃんのツイッターなど見てると納得の選曲で、
会場中が盛り上がりました!!
EGOISTのライブは、
いわゆる普通のライブとはまた違うんです。
言葉ではうまく説明できないので、
まずは11月11日発売のNEWシングル”リローデッド”からMV(Short Ver.)を見てください。
"リローデッド"
"Ghost of a smile"
"Door"
この3曲のMVは8月に行われたFCイベント
EGOIST showcase*003 "createrecreate"
の様子を会場内のカメラ+選ばれし *fam の手によるカメラ(*cam)で撮影したものです。
(僕もいろいろと無理してこのFCイベントに参加しましたので、後程、裏話など少々。)
”3.5D THE LIVE”という技術を用いて、
chellyちゃんの動きをそのまま”いのり”が再現するということは以前のブログでも説明しましたが、
この1年で格段に進化していますね。
実は、showcase*003 で”3.5D THE LIVE”がメジャーアップデートしています。
このアップデートの効果が大きいんですね。
(今回のツアーでも細かいマイナーバージョンアップはされているようです。)
・解像度が上がって格段に綺麗になった
・背景映像との融合性が高くなった
解像度が上がっていのりちゃんがますます綺麗に!!
背景の解像度も3DCG同様に上がっているようで、
迫力のある背景映像も!!
場面によってはいのりちゃんがホントに現実に存在しているようにも見えてました♪
そして、メインスクリーンの両サイドに2つのサブスクリーンが登場。
演出によっては背景映像だけではなく、動くいのりちゃんも映されます♪
・無線でのモーションキャプチャーが可能になった
それまでchellyちゃんは某汎用人型決戦兵器のごとく、
有線でつながれた状態でライブをしていたんです。
showcase*003 では動作確認の意味で1曲だけ
無線でのモーションキャプチャーを行ったんですが、
大きなトラブルなく成功したので、
今回のツアーでは全編無線で行っているようです。
これで自由自在にステージ上を動けるようになり、
スクリーンの端から上半身だけちょこんと出すなんてカワイイ演出も可能になりました♪
・細かい表現は無理だが、表情を出せるようになった
以前からの不満点の一つに表情が再現できないというものがありましたが、
デフォルメされているとはいえ、顔にも動きが出せるようになっています。
正直、showcase*003や今回のツアーでは、
全く違和感なく1人のアーティストのライブを見ている気分になりましたね。
さて、これらは、技術的な部分での進化ですが、
chellyちゃん自身もかなりライブ慣れしてきて、
MCも軽快にこなし、たどたどしいながらも煽りを入れてきたりw
(ぜひやってみたかったようでw)
歌っているときはカッコいいんですが、MCのときはカワイイんですよね^^
観客のほうも良くも悪くもライブ慣れした人が多くなってきた印象。
あとどうしても気になることが一つ。
これは以前からの問題だけど、
終演後のスクリーンに映し出されるchellyちゃん直筆のイラストとメッセージ。
会場内撮影禁止だというのに、携帯で写真を撮ってる人が多数。
showcase*003 のあとchellyちゃん自身が
ツイッターを通して呼びかけていた甲斐もあるのか、
前方では写真撮ってる人はほとんどいなかったけど。
スタッフも見つけたら声をかけているようでしたが、正直追いついてない。
これは終演後のアナウンスで再度撮影禁止を呼びかけないとダメなんでしょうね・・・
(あるいはステージ上に撮影禁止の看板を設置するとか)
著しく雰囲気を壊すことになりそうなので、
極力*famの自浄作用に任せたい気分ではありますが・・・
と、モヤモヤすることもあったのですが、
今回も総じて素晴らしい楽しいライブでした♪
僕は、EGOISTの曲も歌ももちろん好きなんですが、
純粋に技術的な興味から”3.5D THE LIVE”を見に行っているという側面もあります。
次回のライブではどんな進化を遂げているのか・・・
非常にたのしみです!!
(追加公演、東京公演が12/26にあるのですが、
その日は仕事納めで流石に休めない・・・crz)
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EGOIST FCイベント showcase*003 "create rec reate"
前半はMVを撮るためのイベントだったのですが、
実は"リローデッド"4回・"Ghost of a smile"2回・"Door"2回
フルで歌ってるんですよね。
(それぞれ1回はCD音源で実際には歌ってないんですが)
いいところどりで編集して、今回のMVを制作しています。
リローデッドの炎やGhost of a smileの光の玉(たまゆら♪)を、
AR(拡張現実)技術を使ってリアルタイムで映すことのできる
超最新のカメラを使って撮ってたり、
観客目線の映像が欲しいから観客にカメラを渡したりと、
いろいろな絵作りをするために様々な工夫をしています。
そんな中、実はリローデッド4回のうちの1回は、
左右反転した いのりちゃんの後姿を見ながらペンラを振るという貴重な体験をしました♪
どういうことかというと、
リローデッドのMVでchellyちゃん目線の映像
(スクリーンの裏側からいのりの後姿と客席を撮っているもの)
があるんですが、ライブ中の映像をスクリーンの裏から普通に撮っても、
いのりがカメラを向いた絵しか撮れないんです。
(スクリーンに映る絵をスクリーンの後ろからとっても、
左右反転されるだけで実際の後姿が撮れるわけではない)
chellyちゃん目線でいのりの後姿と客席を撮るためには、
まず、3DCG空間のカメラをいのりモデルの後方に設置し、
いのりの後姿をスクリーンに映すように設定します。
このままではスクリーンの後ろから撮ると左右反転してしまうので、
あらかじめ左右反転させた映像をスクリーンに映すことで、
裏側から撮ると通常の向きで撮れるという仕組みです。
なんだかややこしい話ですけど、
これだけ苦労してchellyちゃん目線の映像を撮ってたってことですww
おかげで3作とも素晴らしいMVになったと思います。
ぜひ、”リローデッド”初回盤を買って、
”ALL PLAY”で楽しんでみてください。
(プロデューサーでMV映像監督のなかむー氏いわく、
曲間まで考慮した作りになっているそうです♪)