
古いサーモスタットと並べてみました。見た感じは特に異常は見受けられないですが…。一応15万キロ走破した中で一度もサーモスタット交換した事が無いとの事。開いたまま固着してもらう分には問題無いと思います!?が、閉じたまま固着するとオーバーヒートの原因になります。
さて新しいサーモスタット組付けです。最近の車はOリングが主流ですね。本来ならガスケットだけで十分ですが念のため液体ガスケットを薄く付けときます。
トヨタ ブラックシーラー。プロも御用達の液体ガスケットで高温にも強く高機能で、オイルパン組付けなんかにも役立ちます。難点は手についてしまうとなかなか汚れが取れないんですよね。

ついでにリザーブタンクも洗浄。中に不純物も浮いてました。
あとはクーラント入れてエア抜き。最近の整備工場では真空引きをしてクーラントを入れるとか。水漏れも発見出来て一石二鳥ですかね。今回はラジエターにクーラントを並々入れてエンジンを回したままエア抜きします。そして水漏れチェック。クーラント濃度も40%〜45%位。
一通り作業も終え車両をチェック。問題無く暖かい風が出るようになって一安心。明日もう一度試乗してクーラント量など見て引き渡し。
何故かこの時期にサーモスタットがお亡くなりになるのが多いんだろうか…。ここ3年雪が降り始める時期に交換してます。もっと暖かい時期に作業したいものですなぁ。
Posted at 2012/11/23 20:16:54 | |
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