目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
いつかやりたいなと思っていたAピラーツィータですが,とうとう入手しました。
ディーラにお願いして3日ほどでゲットです。R56のときはピラーだけでしたが,今回はハーマン・カードンのスピーカがすでに内蔵されていますよ!
2
スピーカをよく見ると黒く太くなっている箇所があります。
剥いてみると4.7μFのコンデンサが直列に入っています。ハイパス・フィルタになっているようです。YONTEX? AliEXにも売ってたので中国のメーカでしょうか?
スピーカは4Ωのようですね。
特性はよくわかりませんが似たサイズのスピーカから類推し,クロスオーバ3.5kHzとして計算してみました。
カーオーディオのフルレンジは膝元から聞こえてくるので,3.5kHzのようにシャカシャカした領域だけでなく,もう少し低いところからツィータに仕事をさせたほうが正面から聞こえてくるようにできて良さそうです。20μF程度にすれば1.5kHzにまで下がりそうです。
3
手持ちが10μFしかなかったので並列にいれ14.7μFとし,部屋のアンプで付けたり外したりしながら試聴してみました。
基本的にツィータなので,高音しか出ませんが,それでも並列にすることで随分厚みがかわります。今回はこれで行ってみることにしました。
残りの部品を作っていざ取り付けです!
赤黒のツイストケーブルは延長用です。1.5m程度でギボシを付けて作りましたが,長さ的にはちょうど良かったです。
4
オリジナルピラーを外します。
レンチはトルクス,サンバイザを取り外し,側面のパネルはプラ剥がしを差し込んで外します。
5
ルームランプのついているパネルもサンバイザのフックを外せば緩みます。これでAピラーは取れます。緑の留めクリップが車体に残ったままですが,これは外して新しいピラーに予め取り付けておきます。
ステップのカバーはこのように手で持ち上げれば外せます。これもクリップが車体に残るので,カバー側に取り付けておきます。
黒い緩衝材をめくると青いコネクタが奥に見えるので,引き出します。
このとき写真の真ん中の出っ張りが本コネクタのラッチになっているので,マイナスドライバなどを差し入れて引っ張れば外れます。
6
コネクタの両端がドアスピーカに行くラインとなっているので,そこを分岐して信号を分けてもらいます。
エーモンの圧接コネクタを使いました。
先人の情報によると極性は次の通りです。
【運転席側】
1ピン:出力、マイナス(青茶の細線)
2ピン:入力、マイナス(青茶の太線)
3ピン:入力、プラス(青赤の太線)
4ピン:出力、プラス(青赤の細線)
【助手席側】
1ピン:出力、マイナス(黒茶の細線)
2ピン:入力、マイナス(黒茶の太線)
3ピン:入力、プラス(黒赤の太線)
4ピン:出力、プラス(黒赤の細線)
7
ここからは逆の手順で取り付けていきます。
ツィータ付きAピラーを滑り込ませ,既設の電線を挟み込まないように注意しながらクリップを留めていきます。
ツィータの延長ケーブルは側面を這わせ,先程のコネクタまで引っ張ります。
余った線は側面パネルのとこまで引っ張り上げて結んで仕舞い込みます。
8
さて,大体取り付けが終わったところで試聴です。
まずは,youtubeサイトからスピーカの位相信号の動画を再生し,極性を間違えてないかチェックです。正しく接続されていました。
次に普段良く聞いている曲をいろいろ選んで耳を傾けます。F56はR56に比べてもともと音は良くなっているとは思っていましたが,ツィータを付けると定位が持ち上がっていい感じになりますね。
ツィータを手で塞いだり離したりすると音場が変わるのがはっきりわかります。
DSPではないので,フィルタやゲインをスピーカ毎に調整することはできませんが,充分満足できる音ですね。
コスパの高いいじりでした。
(´・ω・`)V very good!
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