昨日、石巻に住む友人から、電話がありました。
「生きてるよ」
本当によかった。
普段ふざけて挨拶言葉のように「生きてる?」なんて使ってるけど、
言葉の意味の重みを、深く深く受けとめています。
彼は石巻のカメラマンです。
報道ではなくて、学校の卒業アルバムの写真等を撮る、街のカメラマン。
スタジオの住所を調べると、石巻港から直線で600メートルほど、
絶対ヤバイ場所なので、本当に心配していました。
今、本人はいとこの家に居候して元気な様子。
同じ石巻市内に住むお母様は、津波の二日後に自衛隊に救助され、
友人が避難所を探し回って再会。
今は利府に住む娘さん宅にいて、体力も戻ってきてるとのこと。
親戚の方で何人かは、まだ行方不明の方もいらっしゃるそうです。
自宅は津波の被害で、建ってはいますが、1階がグチャグチャ。
どこから片付けたらいいのか途方にくれて、昨日は眺めただけで帰ってきたそうです。
年に一度、仕事で東京に来ると、必ず主人と飲みに行くんですが、
今年は先月、浅草の神谷バーに行きたいと、リクエストがあり、
二人で「デンキブラン」飲んだと、主人から聞いたばかり。
その時電話で話したのを思い出しますが、まさか、こんな事になるなんて・・・・。
これからのこと・・・ありとあらゆる事が大変で、頑張ってねとしか言えなくて。
ただただ・・・本当に生きていてくれてよかった。
Posted at 2011/03/28 00:43:21 | |
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