フロントバンパー取り外し手順

まずグリルとナンバープレートを外します。
そして、ハンドルをいっぱい左へ切って↑の辺りにあるクリップ(プッシュリベット)を外します。
クリップは専用工具を使うかマイナスドライバーなどでこじったら外せます。
古くなっているものは破損しやすいので、事前に新品の予備を用意しておくといいと思います。

クリップが外せたらインナーフェンダーがある程度までめくれるようになるので、インナーフェンダーの前をめくって↑のナットを外します。(写真はナットを外した後です)
ここはラチェットなどを延長して外すよりも、短いスパナを持って中に手を突っ込んで外した方が楽です。

次はインナーフェンダーの上をめくって、真上を覗き込みます。
↑のボルトが見えると思うので、３本とも外します。
ここは仰向けになって外した方が楽です。


ここまで外せたら、今度はハンドルを右へいっぱい切って助手席側も同様に外します。

次に車を正面から見て、赤丸の辺りを下から覗き込みます。

そして↑のクリップ３つを外します。

一番内側のクリップの横にネジ式のクリップもあるのでこれも外します。

ネジ式のクリップは真ん中のネジを緩めておいてから全体を引っ張ると外せますが、よく全体が共回りしたり、ネジがバカになっていていくら回しても外れてこないときがあります。
共回りしている時はクリップ本体の外側を指で回らないように押さえながら真ん中のネジを緩めるといいです。
ネジがバカになっている場合は、反対側から指などでネジを押しながら緩めるといいです。


これらのクリップは助手席側にもあるので同様に外します。

最後にヘッドライトの近くのボルト２本、ナンバープレートを外した奥にあるボルト１本、ボンネットのフックの下のボルト１本を外し、あとはボディやヘッドライトに傷を付けないように注意しながらバンパー全体を手前にゆっくり外していくだけです。
この時フォグランプとウインカーの配線が突っ張ると思うので、バンパーを少し外したらすぐに隙間から手を突っ込み配線コネクターを外しておきましょう。
配線さえ外せればバンパーは完全にフリーになるので、あとは傷がつかないような場所に置いておきましょう。