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イイね!
2022年01月13日

セルシオ30後期がなつかしいなぁ・・・

遅まきながら、新春のお慶びを申し上げます

さて、当方、LS460の中期に乗るようになって半年が過ぎました。



何度か長距離を走ってみましたが、タイプSZの脚の強さと乗り心地、
そして室内の調度品の色の使い方やしつらえの良さなど、古い中期モノ
とはいえ、SZ独自のけっこうな上質感を味わっております。
後期Fスポには採用されなかった奇抜な色使いも、良い悪いは別にして
「独特」な味です。

とくに、ドアの内張りなどは、セルシオの倍以上のコストがかかって
いるだろうと拝察いたします。たしかにこりゃ高そう!



30後期からたった300ccアップされただけのエンジンですが、
踏み込めば、ぐわわっと雄叫びを上げて猛然とダッシュしていきます。
V84600ccがデロデロデロロロッと、それは下品な音をたてて。
385馬力は伊達じゃない!って感じです。トルクの厚さもすごい。

コンビニに立ち寄って、ふたたび乗り込もうとしたとき、車体全体が
目に入ります。へえ・・・シュッとしてるじゃん。



ベンツやBMなどのような、カッコイイボディデザインです!
フロントガラスもリアガラスもしっかり寝ているので、
わりとスポーツカーっぽいシルエットです。
当方のは白ボディなので、よけいにそう感じます。

ここまで読まれた方は、「セルシオより数段気に入っているのね。」
と感じたことでしょう。

・・・実は、その正反対なんです・・・

セルシオ30後期は、シュッとしたBMやジャギュアなどと比べるのも
恥ずかしいほど、カッコ良くないボディデザインでした。
背が高くて、「ぼっこり」「ぼてっ」とした、おイモのような形。
フロントもリアも、すべてが古風で若くないデザイン。
(ボロクソ言ってますが、怒るなよ、チンピラヤンキー輩ども)

でも、それが、おっさんの私にはサイコーに良かったんです!!
もう、ほおずりしたくなるほど。本当に、大好きでした!
今でも、あの秀逸なボディを思い出すと、懐かしくてたまりません。

昔昔のベンツ様、そう「最善か無か?」の時代のベンツをぱくった
ボディデザインなのでした! ちょっと、いかついボディデザイン!



実際、30後期に乗っていて煽られた経験はありません。でも、
460では軽自動車やアルベルに、何度かあおりを受けました・・・

「ああ、このクルマじゃオーラは感じられないんだな。」って
悲しくなりました。それほどLSには「唯一無比」感がないようで。

はっきり言って、私は30後期のボディデザインの方が好きです!

サイドガラスも垂直風に立っていたので、乗り降りの際に頭を
ぶつけることは一度もありませんでした。でも、LSは
車高そのものが低くなっているし、上が絞られているので、
乗り込むのに、頭をかがめて「よっこらしょ。」となる。
(当方の身長は175センチ)

運転席に座った際の「視界」も、全然ちがいます!



LSは狭苦しい! 水平方向の視界はびっくりするくらい広い。
まるでパノラマ写真でも見ているかのようです。
でも、たて方向は、狭すぎる!! まるで嫌がらせのような狭さ!
乗り込むたびに、宇宙船のコクピットを連想してしまう・・・

眼前の圧迫感がハンパないのです。ひたいが天井につきそうだし。
サンルーフがついているから、後部座席も天井が迫る。
セルシオは、ふつうに「明るかった」し、開放感を感じていました。
(30の後部座席の解放感のすごさは、460の比ではありません!)

たしかに「守られている」感はLSの方が上なんでしょうが、
あれだけ圧迫感があるとね・・・VIPカーファンのほとんどが
アルファードに流れていったのも、今じゃ、よくわかる気がします。

まあたしかに、セルシオの内装は、LSより随分しょぼい!
かけられたコストが違うんだから当たり前なのですが、まるで
比較にならないほど見た目に差がついております。

でも、30後期のダッシュボード一帯は、加水分解なんかしなかった。
表面が溶けてベトベトになるなんてザマは、全然ありませんでした!



30後期の内装は、たしかに見た目が古く、全体的にイモっぽい。
スイッチ類の配置も、やはり、ダサいとしか言いようがない。
とくに、マルチや温度調整関係は、笑いが出るほどイモ臭い。
でも、なんだか人間臭さを感じて、気がほっこりするのです。
おっさんが落ち着けるというか・・・気取っていないのがイイ。

セルシオは、革シートもいい!

見た目はLSの圧勝。とくにSZのは特別製のスポーツ形状だから、
通常の460よりもさらにカッコイイ。
しかし、嫁の言うことには、座り心地はセルシオの圧勝だそうな!

変に圧迫感がなく、ふんわりと身体を包むそうな!
だから、セルシオのときは、嫁はいつも助手席で静かに寝ていました。
(LSになってからは、いつも起きていて文句を言っている)



セルシオの革は座面がびよ~んと伸びるので、見た目はダサい!
これはまちがいない。でも、私も、シートはセルシオの方が
好き。たしかに、ゆったり感はセルシオの勝ちだと思います。

ウッドパネルが下品な、セルシオの「へび」風の方が好き。
これも人の好みの問題なのでしょうが・・・
460のウッドは上品過ぎるように感じます。

「本木目」のパネルって、高級車の証なんです!
木目風インチキ物ではなく、本物の木パネルは高級なんです。
だから、本木目を採用するような本物の高級車ならば、
上品にまとまっているより、どかーん・ででーんと、派手に
ついている方がうれしいんですね、おっさんの私は。



初めてセルシオに乗り込んだときは、あまりに大きくて
ど派手な本木目パネルに度肝を抜かれたもんです!
すごいインパクトでした。
もう、今後、あれほどの木目ぎらぎらな内装は、どのメーカーも
造れないと思いますよ。そう考えると、30の内装は貴重です。

さらに、30後期に乗っていた人たちは、必ずこう言います。
「あれだけ大きなクルマなのに、そう感じなかった。」
「驚くほど、取り回しがラク。」「うまく設計されている。」
実は、私もそう感じていました。

狭い路地をくねくねと通り抜けていくことも、楽勝でした。
ボディをこすって傷つけたことは、一度もありません。
ボンネットの見切りがとくに優秀だと思いましたね。
カローラを運転するのとかわらない。それほどラク!



悲しいかな、460はその点で、セルシオに圧倒的に負けています。
妙にボディのでかさを感じて、なんだか運転しにくいのです。
30から460に乗り換えた人、この意見、どうですか?

同じV8エンジンでも、30後期はジェントルでしたね。
460はやり過ぎですよ。高級車があれほど化け物のように獰猛になる
必要はないと思います。過激すぎですよ。とくにSZのスポーツモードは。
ノーマルグレードでも十分すぎると感じます。

以上、古き良きクラシックカー寄りの視点で見ると、私は、
今、ふたたび30後期が欲しい。ここまで古いとエアサスは怖いので、
eRのノーマル車両が見つかれば、もう一度愛車にしてみたいと思います。
おっさんの「あがりのクルマ」として。

これって、変態趣味でしょうか?




長文にお付き合いいただきありがとうございました。








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Posted at 2022/01/13 11:05:56

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