エアコンの風が出ない　→　自分で修理（ブロアファン＆レジスタ）

日本列島が急に寒くなったころ、突然、エアコンの吹き出し口からまったく風が出なくなりました！
ファンの音がしないのです！

車内の寒いこと寒いこと！
早くなんとかしなければ！

嫁に伝えると「廃車にせよ！」

そうなんです。我が愛車ザッツはすでに２０年越え。老体でタヒかけては、その度になんとか切り抜けて来ました。
今回も、DIYで（ようするに自力で）治すしか方法がないのです！

まず、症状を確認します！

①エアコンスイッチを押すとエンジンの回転が上がるので、コンプレッサは作動しています。

②ファンスイッチをAUTOやそれ以外のところに入れてもさっぱり風が出ません。

③ステアリング右下のヒューズボックスを確認してみます。モーターもエアコンも、シガレットさえも断線はありません。

④外気導入にしてみると、吹き出し口から温かな気体の流れが感じられます。ヒーターコアは正常なようです。

ようつべを見ると、一番多く出ているのが、『ブロアファンのモーターを交換すれば治る！』

アマゾンで互換品を調べると、3,000円前後で買えるようです！　安い！
とにかく早く買って交換するのだ！！

これでめでたしめでたし。
・・・となるはずでした。

エアコン裏の極狭の場所にブロアファンはありました。アクロバティックな姿勢で３本のねじを外しました。しかし、なんであんな場所でトルクスねじなんて使ってるんだ？
簡単な作業なのに、交換するのに２時間もかかったぞ！

・・・それでも、治れば許せたのだが・・・さっぱり作動しない。

もう一度、ようつべで検索する。

ブロアファン交換で治らない場合、次に疑うべきはレジスタという部品だった。

とにかく寒いので早く治さないと！
ヤフオクでザッツJD1のレジスタを即決で注文しました。

直ぐに届いて作業再開。

ん？
形が全然ちがうじゃん？

ま、いいか。純正部品なんだし、とにかく装着だ。
そして、スイッチオン。
温かい風が出て来たぞ！
やった。修理完成だ！

ん？
まてよ、ファンのスイッチをオンにした覚えがないぞ？

えええええ！
スイッチがオフになってるのに、風がゴーゴー出てる！
ファンスイッチを動かしても反応しない！　だめだこりゃ・・・

結局、最初からついていたレジスタと同型の中古パーツをゲット。

今度はめでたく修理成功となりました！
これでザッツはまたも命を長らえることに成功したのでした。

パーツの形がちがうと設定も異なるってことを学びました。