
納車から1ヶ月が経ちましたが、なかなかブログの更新ができておりませんでした。思い出しながら追っかけでこの1ヶ月の出来事を紹介していこうと思っています。
納車後の初めての休日だったので、慣らしも兼ねて、福島の諸橋近代美術館までダリの絵を見に行ってきました。片道300キロくらい、日帰りのドライブにはちょうどいい距離です。この美術館のリピーターです。^^;
ダリとの最初の出会いは、中学生の頃の美術の教科書に載っていた「柔らかい時計」だったと思いますが、その後、おとなになってからニューヨーク近代美術館で本物を見て衝撃を受けたのを覚えています。常識的に考えて美術の教科書の写真って本物を縮尺して(小さくなって)乗っていると思うじゃないですか、ところがこれが本物がやたら小さかったのです。ハガキくらいのサイズ!!。その時僕の中で美術に対する常識がガラガラと音を立てて崩れたのでした。(このベタな表現がそのまま使えることってそんなにないですよね(^_^;)
さて、諸橋近代美術館ですが、国内でダリをこれだけまとめて常設展示しているところはないので、お気に入りで事あるごとに行っているのですが、何が凄いって今まであまり見ることのなかったダリの彫刻がたくさんあるところですかね。彫刻に使っている素材が常識にとらわれていないのです。例えば、ある胸像では頭の上にパン(長いフランスパン)が乗っているのですが、最初発表されたときこのパンは本物のパンを使っていて、それを見に来ていたピカソが連れていた犬が食べちゃったという逸話があるそうです。(なんだか出来すぎのような気もしますが…。)
その後食べられないようにと(笑)作り直さてたのが今の状態なのですが、合羽橋の食品サンプルもびっくりのスーパーリアリズムです。やっぱり天才です。
僕のお気に入りは「ベアトリーチェ」という女の子の頭部のブロンズ像なのですが、美しいです。そしてパンクです。写真を載せられないのが残念ですが。一度見たら虜になります。ダンテの神曲に出てくる女の子らしいのですが、ダンテの神曲なんて読んでないのでよくわかりませんが(読んだ人ってどれくらいいるんでしょうか)、とにかく美しいです。(ボキャブラリーがなくて伝えられません。スミマセン)
館内の写真は当然撮れませんでしたので、美術館の佇まいと我が愛車のツーショットをお楽しみください。(笑)
きれいな建物だったんだけど、いまいち伝わらないな〜。デジイチ欲しいです。(と、自分のテクの無さを機械のせいにする、悪いクセ)
長文、失礼。
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Posted at
2010/12/05 05:41:36