エンジン廻りのホース交換

ここまでやるつもりは無かったのですが、エアクリーナー清掃するついでにエンジンルーム内をちょこちょこ清掃していたら、このホースの汚れを発見。このホース、クーラントリザーブタンクにある加圧キャップの横から出ているホースで、クーラントの圧力が規定値以上に達すると加圧キャップ内の弁が開いて、このホースから車外（エンジン下）に放出するホースです。熱のせいか、かなり硬化しちゃってるので、取り替えます。

我らの宝の山ホー○ックの園芸ホースコーナーに売っているホース。TOYOXというメーカーのホースです。内径さえあえば、高くなった水圧を逃がすだけなので、これで問題なし！

取り付けたところ。右のタンクがリザーブタンク。そこにある蓋が加圧キャップ。ちなみにほとんど開くことは無いですが、高回転で回した後にエンジン下から冷却水がポタポタ垂れてると、このキャップの弁が働いていると思いますが、そこまでなったということは、キャップの弁も耐圧が下がってる場合があるので、取替時期の目安にもなります。

さらに、ここまでやる予定はなかったんですが、別パーツを探していたところ、数年前にイワセさんから購入した「ブローバイホースセット」が出てきました。まぁ、20年選手で16万ｋｍを考えると、折角ですので取替えることにしました。写真は今まで付いていたホースです。やはり硬くなっていました。エンジンのカムカバーに刺さる部分は、外すのにマイナスドライバーを刺しただけで裂けました・・・。

今回取り替えるには、プラグコード・イグニッションコイルを外しました。インタークーラーのホースは外しませんでしたが、かなりやりづらかったです。ブローバイホースはアイドリングバルブ下からとカムカバーからの２ヵ所からきて、三又に接続、１つになりブローバイタンクに繋がります。ホースに繋ぐときは差し込み口にグリスを塗りましょう。スムーズに入ります。なんでも”潤滑”は大切です。

もうひとつ、ブローバイタンクからエアフィルター直後のパイプに繋がるホースも硬化しています。写真の黒いホースです。このホースは負圧になりますが、その負圧によってブローバイタンクを負圧にして、ブローバイガスをタンクに引き込む・・・という仕組みらしいです。なので、ホース選びはちょっと考える必要があります。宝の山ホー○ックのホースコーナーには負圧でも耐えられるホースもあります。透明のホースが今回使用するホースでワイヤーが廻してあり、-0.1MPaでも耐えられるそうです。

ですが、その耐圧ホースと言うのがクセモノで、廻してあるワイヤーですんなりホースの差し込み口に刺さりません。グリスを塗っても入らない・・・。最後の手段、ドライヤーで温めて柔らかくして、ナンとか突っ込みます。

ん～、ブローバイホースは黒いのでわかりずらいですが、ここに写ってるホースで４本取り替えました。リザーブタンクのホースも含めれば５本取替です。やっぱりインタークーラーのホースは外した方が手が傷だらけにはならなかったかも・・・。

最後にきちんと試運転しましょう。