2011年03月13日
今日本屋で、とある月刊の自動車雑誌を少し立ち読みした。
その中で新車購入時の値引きについて何ページも取り扱っているところがあった。
大抵は、投稿者からどれだけ値引きできたかの報告、又は値引きの専門家らしき人物が、
この車なら値引き幅はこれくらいだからそこまでは頑張ろう!みたいな事について書かれていた。
投稿者からの報告や質問については、値引きの専門家らしき人物が、その投稿内容について
答えたりしているといった内容。
私は去年の10月終わりに新車購入したので、今更読む内容ではないのだが、少し読んでみた。
そこで思った事は2つ。
そんなに値引き目当てで車購入して、その後のディーラー担当者との仲が悪いまま
付き合いを続けるのはいかがなものか?
値引き前提でギリギリまで交渉して車購入する気なら、もう少し資金と相談してから
購入する車を決めればいいのでは?
ということ。
まぁそれを言ったら雑誌編集部側としても、購読者に購入させる要素を一つ失ってしまう
ワケだから取り扱っているだけなのかもしれないが、とにかく値引きの内容が「えげつない」気がした。
読んでいると、その投稿者の担当をしているディーラーの人が可哀想になる。
「ここまでやるか?」といった非常識極まりないとも取れる値下げ交渉の内容に、
その値引き専門家らしき人物の下した判定は・・・「よくやった!」「すばらしい!」といった
賞賛の言葉ばかり。
・・・( ゚д゚ )・・・
オイオイ・・・誰がどう見ても笑っちゃうくらい非常識な値引き交渉だろうが・・・といった内容なのにだ。
車を購入するときって、大抵の人は当然その車が欲しくて購入するワケだから、車両本体価格や
内装の雰囲気、燃費、装備あたりは必ず知ってる上で購入してるはずと思います。
そうでなかったとしても、例えば「エクステリアのデザインに一発で惚れ込んだから購入する」
というのも立派な購入の理由だし、このメーカーの車が好きだからとか、燃費がいいから
購入するといったのも購入の際の理由の一つになると思います。
それがただ単純に値引き率だけで購入する車やディーラーを決定しているのは明らかに
おかしいと思いませんか?
しかもそれで値切りに値切って購入することになったとしても、ディーラー側からは当然
「イヤな客」といった烙印が押されることは明白です。
良い印象というのを人に植え付けるには少し時間がかかりますが、悪い印象というのは
一発で鮮明に植えつけることが可能です。
一度イヤな客という風に思われたら、当然その後のサービスだって悪くなります。
そりゃそうですよね、相手だって同じ人間です。
例えば込み合っているときの点検や修理は後回しにされたりとか、値引きはそこそこに
して新車購入したお客さん達と同じオプションパーツ等の注文をしたとしても、受け取り
の待ち順リストの一番最後に付け加えられたり・・・等々。
営業スマイルや事務的な対応は普通にしてもらえるでしょうけれど、それ以外のことに
ついては当然何かしらのハンデを付けた状態で対応される可能性は大きいはずです。
しかもそれが新車購入から数年間ずっとです。
確かに値引きというのも車を購入する際には大事なことかもしれないですが、限度を
わきまえて、それよりもその後何年も車のお世話をしてもらうディーラーさんとの仲を
大事にしたほうが良いのではないでしょうか?
そう思った立ち読み話でした。
意見は色々あるでしょうけれど、私にはどう考えても同感できる部分がなかった
記事の内容でした。
なので当然その本は購入してきませんでした。
他の部分で読みたいところは結構あったんですけどね。
でもなんかその記事内容が購入意欲を失わせました。
代わりに「2011年 軽自動車のすべて」という本を買ってきましたw
いや~MRワゴンの「ゆるキャラっぷり」はいいですね~♪
去年の10月あたりに発売していたら、スティングレーTではなくて、MRワゴンの
ターボモデルを購入していたかもしれなかったですよw
Posted at 2011/03/13 15:10:55 | |
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