シェイプ・オブ・ウォーター

今年のアカデミー賞作品賞を獲った映画ですが、
私は発表前に観に行ってました。
声を出す事が出来ないイライザは、清掃員として政府の極秘機関に勤めており、
そこでアマゾンの奥地で捕獲された水中に住む生き物と出会う。
本来研究対象物と清掃員が接触することは無いのだけれど、
イライザは彼に惹かれ、会いに行くようになり、
お互いにひかれあうようになる。

1962年のアメリカと言う設定なので、今から50年以上前の世界。
路上を走る車が実にカッコいい。
今よりずっと自由にモノづくりができていたんでしょうね～

研究対象物の彼はその水陸での呼吸が宇宙開発に役立つのでは？
という視点からその体の構造を解剖して知ろうとする。
研究所にはソ連（ロシアじゃないのよ）のスパイも潜入しており、
研究成果を与えない事が、ソ連にとっての勝利であると考え妨害を企てたりと、
ロマンスとスリリングが物語が混在するお話。


公開直後という事もありましたが、
レイトショーにも拘らず、結構なお客さんの入りでした。
ＤＶＤを買うことは無いですが、実に楽しく観れた1本です。