
ほぼ、消耗部品のパーツが揃ったので一気に交換予定です。
整備に入る数日前からATFを抜いてもらい垂れ流し状態。三日は出てきます。エンジンオイルと違って、あんまり交換しないATF。抜けきってからの交換が精神的にも安心?
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先日、ニュージーランド人のバイヤーと会話してた時の事。話の内容がクルマに変わった時だ。
「RAYサン知ってる?ハイラックスのピックアップトラックが高騰すると、世界のどこかで大きな戦争が起こるんだヨ。」
クルマの値段一つで開戦がわかるわけないと思う反面、思い当たるフシもある。
10年以上前の話だが、80万で買い取ったハイラックスがオークションで300万以上で落札された事があった。生産は終わっていたが新車価格より遥かに高い。タチの悪いイタズラと思っていたが落札者はキッチリ支払った。
直後にアフガン戦争が始まった。政府が「幾ら掛ってもいいからトヨタのピックアップをかき集めろ!」との命令を出したそうだ。
(そういえば最近、ハイラックス、値段が上がり始めている。まさか?とは思うが。)
だが、別に戦争に限った事でも無い。特定の車種が、ある一定期間だけトンでもなく高騰する事がある。
大抵はミャンマーだ。
最近のマークⅡの高騰は一般の人達にも知れ渡った。車種が車種だけに数も多かったからだろう。
10万ソコソコで売買されてた10年以上前のマークⅡが突然100万オーバー。
当然、会場はどよめく。皆、ケータイで誰かに連絡を取る。僕だって同じだ。マークⅡを探しまくる。
もちろん、あるわけがない。
そうこうしてる内にパジェロやサーフのディーゼルも100万オーバーを始めた。
しかし、何でこんな高騰が起こるか?オークションに参加してる人間は意外とソコには興味がいかない。
ミャンマーのバイヤーと知り合ったので聞いてみた。内緒らしいが、もう時効だ(笑)
1.クルマを密輸でしか購入出来なかったミャンマーの輸入規制緩和。
2.国内には40年以上前の車が数多く、トラブルも多いため1995年から2000年までの製造の日本車と入れ替える計画。対象台数五万台!!
3.軍事政権下、マークⅡは2000万近い値段。しかも政府関係者しか乗れなかった。これが新体制に移譲され一般人にも購入が許された。
4.600万ぐらいなら買うという人間も多いため、日本の相場など知りもしない政府が「○00万までなら買うぞ!」とバイヤーに通達。当然、奪い合いになる。
(しかし数が集まり過ぎてヤンゴン港がマークⅡだらけになってしまった)
ちなみに僕も「次に来るのはプラドのディーゼルだ!!」などと予想し、先物買い。見事に失敗www
(後でわかったが、プラドは規制緩和後も特権階級の車で一般人は買う事が出来ないため、需要が無かった。階級社会のイギリスにおけるロールスみたいなもん?)
最近は、とっくにマークⅡの値段も元に戻り、業者の誰もがミャンマーの話をしなくなった。
ミャンマーの事より自分達の中古車の不振ぶりの方が重要なテーマだろう。
ミャンマー・バブルは終わった?? いやいや。全然、終わってない。

22万キロ走った平成15年のライトエースが140万??????
こんな、ふざけた値段、他に誰がつける?(笑)
Posted at 2012/11/17 01:03:41 | |
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