
これ何だかわかります?
実は「IMCO(イムコ)」と言うオーストリアのメーカーが作っていた「トリプレックス・スーパー」と言う名のオイルライターです。
愛煙家の方々の中には、その昔一度は手にした事があると言う方がいると思いますが、その歴史はあの「Zippo」より古く、第二次大戦の時は すでにドイツ軍の正式ライターとして生産されてました。
このライター、その機能性が素晴らしく、いくつか挙げると……
※蓋を開けると同時に火が着くワンクッションタイプ(Zippoはツークッション)。
※オイルタンクが火の着いたまま本体からはずせて、ちょっとしたロウソクがわりに使用する事が可能。
※風防の上下で火力調整可能。
※女の子の手の平にも収まるコンパクトサイズ。
※価格800円と良心的。
この数ある機能性、あるコレクターは「オイル持ちの悪さと若干の壊れやすさを除けば、全ての面でZippoに勝る。」と評価するほどでした。
残念ながら今は生産されてなく、私も懐かしさのあまり某オークションで2000円で購入しましたが、この前覗いてみたら5000円の高値がついている物もありました。今後ますます高値がつく様な気がします。
手入れさえしっかりしておけば長く使えるライターなので大切に使っていこうと思います。
…追記…素晴らしい品物なのに人気はイマイチ、あげくの果てには廃盤…ナ・ニ・カに何だか似てる所が愛着湧きます。

Posted at 2013/12/10 03:18:32 | |
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