
チームエーワンは4月20~21日に宮城県スポーツランドSUGOにて今シーズンの開幕戦となる
スーパー耐久第1戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」に参戦致しました。
金曜、土曜と4月下旬とは思えない肌寒さの中、ドライコンディションにて公式練習、
予選と走行しましたが、決勝日は朝から降雪となりました。レーススケジュールの大幅な
変更でレース距離を70%の2時間6分に短縮し、天候の回復を待ちましたが、雪は一向に
止まず、コースの安全が確保できないことより、残念ながら開幕戦は中止となりました。
関係者の皆様、開幕戦を心待ちにされていたファンの皆様には、大変申し訳ありませんが、
安全が何よりも最優先されるべきと思いますので、我々エーワンも、残念ではありますが、
やむを得ない判断だったと思います。本大会は中止となってしまいましたが、今シーズンも、
#73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5へのご支援の程、宜しくお願い致します。
■レース概要
大会名 スーパー耐久シリーズ第1戦SUGOスーパー耐久3時間レース
日時 2013年 4月 19日(金),20日(土),21日(日)
場所 スポーツランドSUGOインターナショナルレーシングコース(宮城県)
■レース結果概要
車名 #73号車 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
ドライバー A: 鈴木 陽 B: 山崎 学 C: 中村 旬
専有走行1回目 ST4クラス 10位(14台中)
専有走行2回目 ST4クラス 12位(14台中)
専有走行3回目 ST4クラス 出走せず
公式予選A Driver ST4クラス 13位(14台中)
公式予選B Driver ST4クラス 11位(14台中)
公式予選C Driver ST4クラス 6位(10台中)
4月19日 公式練習
19日(金)、2年ぶりに開幕の地となる宮城県スポーツランドSUGOにて、
公式練習が行なわれました。チームエーワンは、3月の公式テストデイが
不参加となった為、この公式練習が今シーズンの走り初めであり、決勝
レースに向けて非常に重要な意味を占めます。
明日の予選、そして日曜の決勝に向け、ドライバーの慣熟と、マシンの
セットアップを 進めるべく、公式練習に臨みました。今シーズンも
#73号車が使用するマシンは、ホンダインテグラ・DC5ですが、シーズン
オフの間に、各部オーバーホールを施してリフレッシュされた為、マシンの
ポテンシャルはアップするものの、全体的なマシンバランスの方向性を
再確認する必要があります。
専有走行1回目(9:00~10:00)
専有走行1回目。最初にステアリングを握るのは、昨年ST3クラスで活躍
した山崎 学 選手。今シーズンは、古巣でもあるチームエーワンからの
エントリーとなります。4年ぶりにFFのマシンをドライブするとあって、じっくりと
慣熟走行をし、セッション開始20分過ぎ、ベストタイム1’37.8を記録したところで
ピットイン。鈴木 陽選手と交代します。
鈴木選手も、サーキット走行が昨年10月の鈴鹿戦以来6ヶ月ぶりとあって、
慎重に周回を重ねていきます。鈴木選手も徐々にタイムアップをしていき、
1’38.1までタイムアップしたところで予定通りピットイン。しかし、このタイミングで
#39 TRACY SPORT IS350が最終コーナーでコースアウト。激しくアウト側
バリアにクラッシュした為、赤旗中断となります。中村 旬選手とドライバー交代を
しましたが、結局セッションは赤旗で中断の まま終了となりました。
専有走行2回目(11:30~12:30)
このセッションも、最初に山崎選手がステアリングを握り、マシンの方向性確認を
おこないました。1回目の走行後、セットアップを変えての走行でしたが、アンダー
ステア強く、バランスは今一歩。ベストタイムは1’37.8を記録であり、トップから
約3秒のビハインドとなりました。
続いてステアリングを握るのは、中村選手。久しぶりの走行な上、インテグラ
初乗車とあり、じっくりと慣熟を行いたいところ。徐々にペースを上げていき、
タイムも39秒台に入り、マシンにも慣れ始めた7周目にアクシデントが発生します。
7周目のバックストレートエンドのシフトダウンで、5速から2速に入ってしまい、
オーバーレブによりエンジンブローとなってしまいました。このブローにより、
コース上には大量のオイルが洩れた為、赤旗中断。#73は積載車に乗せられ、
ピットに戻されました。
専有走行3回目(14:00~15:00)
インターバルが1時間半しかない為、残念ながら3本目は走行キャンセルと
なりました。しかし、明日の予選に向け、メカニックの迅速な作業により、夜には
エンジン載せ変えが完了し、無事エンジンに火が入りました。予定していた走行を
消化できなかったことは痛手ですが、マシンが修復でき、最悪の事態は逃れたことが、
唯一の救いでしょうか。
4月20日 公式予選
Aドライバー予選(Bグループ:13:15~13:30)
13:15より開始されたST4、5クラスによるAドライバー予選Bグループ。Aドライバーの
鈴木選手は、載せ変えたばかりのエンジンチェックの為に、コースインして1周で再度
ピットイン。各部のチェックを行ないます。前日に周回を重ねることができなかった為、
再度コースインしてからは、予選終了まで走行を続けました。
アタックラップ中にイエローフラッグ提示や、最終コーナーで遅いマシンに引っかかるなど、
ツイていない面もあり、結局S字立ち上がりでシフトミスした4周目の1’37.0がベストタイム
となりました。
Bドライバー予選(Bグループ:14:00~14:15)
Bドライバー予選は、14:00からの予定でしたが、最終コーナーでコースアウトした、
Aグループ#32 KRMケースフロンティアGT3Rを回収する為、Bグループはやや遅れての
開始となりました。
Aドライバー予選の後、アンダーステア解消を狙い、リヤダンパーのセッティングを変更
して臨んだ山崎選手は、徐々にタイムアップしましたが、5周目に1’36.2を記録した所で
赤旗中断となってしまいます。マシンバランスはまだアンダーステア強いとのことでしたが、
予選再開2周目には1’34.8までタイムで短縮。クラス11位で予選を終えました。
Cドライバー予選(14:35~14:55)
セッション開始早々SPコーナーで2クラスのランサーからオイルが洩れた為に、赤旗中断
となりましたが、セッション再開後、中村選手は順調に周回を重ね、10周目にベストとなる
1’36.8を記録。リヤのアライメントを調整したことでマシンバランスは更に改善され、クラス
6位で予選を終えました。
予選終了後のコメント
鈴木選手コメント
昨日の公式練習では、あまり周回を重ねることができず、予選はぶっつけ本番的な面が
ありました。マシンバランスはアンダーステアが強くハイポイントコーナーやSPコーナーで
なかなか踏んでいけない印象でしたが、VIDEO VBOXでロガーのデータで確認すると、
山崎選手と比べ、ボトムスピードを落とし過ぎていたり、車の向きを上手く変えられずに、
タイムロスをしているところもありました。特にスポーツランドSUGOは、高低差が大きく、
ちょっとしたロスがタイムに大きく響きます。VBOXのロガーと車載映像の連携機能を活用し、
アジャストすることで、まだまだタイムアップできると思います。
山崎選手コメント
昨日の公式練習にて、マシンのセッティングを色々とトライできなかった為、この予選にて
車の方向性を確認しました。鈴木選手の予選後、リヤのダンパーを柔らかくし、旋回性を
上げましたが、マシンバランスとしてはまだまだアンダーステアが強く、曲がらない状態であり、
小さく回り込むようなコーナーなどでは特に辛かったです。もっと旋回性を上げる方向に
セッティングを変更しなければ、ロングディスタンスでタイヤが持たず、勝負にならないと
思います。
しかし、予選でのタイム差はまだまだ大きいものの、決勝に向けてのバランスの方向性は
見えてきたので、その点を改善できれば、決勝への見通しは少し明るいと思います。
中村選手コメント
昨日は、公式練習中にエンジンを壊してしまい、マシンの慣熟やマシンセッティングが
できませんでした。久しぶりのS耐であり、インテグラに乗るのは今回が初めてということも
あって、予選ではマシンの習熟をしながら、慎重にペースアップをしていきました。山崎選手の
予選後、リヤのアライメントを見直し、マシンバランスは更に向上したと思います。ただ今回の
予選では、車速を落とし過ぎていた面もあるので、もう少し車速を上げて、車の向きを変えて
いけば、更なるタイムアップが可能だと思います。
予選でマシンにも慣れることができたので、決勝ではベストを尽くそうと思います。
レース後のコメント
大河原監督のコメント
mountain様をはじめ多くのスポンサー様のご支援を頂き、2013年シーズンの開幕戦を
迎えることができました。シーズン開幕に向け万全の体制で今回のレースに臨みましたが、
思わぬトラブル等もあり、予選までは、満足に走行できませんでした。
しかし、予選にて本番に向けたマシンのセッティング等も進み、チーム一丸となって、決勝
での巻き返しを狙っていましたが、残念ながら降雪により、レースが中止となってしまいました。
期待の持てるレースを確信していましたので、大変残念でなりませんが、天候の力には
勝てませんね。
気持ちを切り替え、これから次回ツインリンクもてぎ5時間耐久に向けた準備を進めて
いきたいと思います。チーム一同、全力を尽くし頑張って参りますので、これからも変わらぬ
ご支援の程、宜しくお願い致します。
(チームエーワンプレスリリースより)