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2016年09月14日

【長文】シン・ゴジラの件について【ネタバレ含む】

【長文】シン・ゴジラの件について【ネタバレ含む】 最初に。
ネタバレは極力避けますが一部避け切れないこともあるので、これから観ようという方はこのエントリは読まないことをお勧めします。

なので先に結論を言っておくと、
「一度だけでいいから映画館で見てくれ!」
何故ならあのハリーポッターも指輪物語も、スクリーンでは大迫力だったのにTV画面だと「いかにもCG感」が鼻についてもったいないことになったと私は感じているので、シン・ゴジラもそうならないとは言えないからです。

すでに鑑賞された、語りたくて仕方ないという方はぜひどうぞ一緒に再興奮しましょう。
しかしこのエントリは超個人的な感想なので「それは違うだろ」と言いたくなる点があるかとは思います。そこは生ぬるくスルーをお願いいたします。

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んで。
土曜日に観て今日は水曜日ですが、まだ頭からゴジラが離れません。
私にはそれくらいインパクトが強かったです。
一回しか観てないので、シン・ゴジラの全体像を感想にすることはできませんが、ひとまずの特徴を箇条書きに挙げますと。

1.潤沢なおっさん俳優の見本市
2.自衛隊によって強調される絶望感
3.内閣腐というパワーワード爆誕
4.古典文学並みに削ぎ落されたストーリー
5.鉄道が縁の下の力持ちすぎ

まず1つ目ですが、日本中の名俳優がこれでもかこれでもかとスクリーンに出てきます。
その数たるや、「こんな名優がこんな端役!?」と呆れるレベルで、もはやウォーリーを探せ状態。
小学生の頃から恋愛ドラマよりもおっさんが集団でわっせわっせするドラマのほうが好きだったニブ子には、心落ち着く光景でした。

2つ目の自衛隊は、機能美のデモンストレーションを見せつけくれるのが萌えポイントです。
美しく編隊を組んで、一切の無駄を省いた動きを見せるコブラ。
多摩川河川敷にびっしりと居並ぶヒトマル式様方の雄姿。
会議室の様子では、迷彩服の色で統幕長がどの自衛隊出か分かるヒントが映し出されていたり、海幕長の「我の全力を投入すべしと考えられる」の一言によって醸し出されるプロフェッショナル感。
装備品だけが機能美ではない、作戦に携わる隊員全員が機能美として描かれています。
いかん、これ以上は制御できないので以下、中略。

3つ目は腐女子の神髄がいかんなく発揮された結果、一部同人界に生まれたBUZZワードです。
私も「相棒」2代目によって三次元BLの世界に片足突っ込んだ以上は、あの細部に散りばめられた妄想地雷を踏み抜かずにはいられませんでした。
自分ではメンクイだと思ってたんですけどね…泉さんにその香りを嗅ぎ取ってしまったので、「中身メンクイ」に看板を架け替えねばなりませぬ。
火のないところに煙を立てる、それが腐女子の本懐です。

4のストーリーですが、相当に説明を削ぎ落した結果、スピード感溢れる、一切の澱みがない映画となっていると感じました。
途中ダレてしまいがちの、恋愛を臭わせるような会話も絡みもなければ、誰一人として感情的になるような場面もありません(水ドン除く)。
セリフも専門用語が飛び交い、それを説明するような野暮なことは一切しません。それでも何となく理解できるように作られています。
それが逆に功を奏し、古典文学のような「行間を読む」事が観客に要求され見た人それぞれに補完が行われて、「その人だけのシン・ゴジラ」が出来上がる仕掛けがしてあるような感じでしょうか。
映画の行間を読むという特殊な作業が必要になるおかげで、映画には描かれていないドラマや背景、進捗などが簡単に想像出来る…というのは恐らく珍しいことだと思います。

最後の鉄道に関してですが、鉄分が多くない人でも「ぅおおおお!?ぇえええええっ!」となるシーンが最後に用意されています。
ガチの鉄っちゃんが「あれは本当に可能か、可能ならどれほどの効果があるのか」を考察した記事をWEBに挙げていますので、ご興味のある向きはお読みになってみて下さい。
過去60年に渡って蹂躙されるのみだった鉄道が、重要な任務を遂行する光景は胸のすく思いになる人もいらっしゃるでしょう。
多分、あの部分はスピンオフでもう1本映画が撮れるんじゃないかと、私なぞは思ってしまいます。

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最終的に、私は「シン・ゴジラは傑作だ」と思います。
過去のゴジラは敵なんだか味方なんだか良く分からないオチになることが多く、造形もニャンコ的な顔つきになって可愛かったりしました。
それはそれで好きだったのですが、シン・ゴジラを見てからはこっちの方が本来のゴジラに近いんだろうと考えが変わりました。
そういうちょっとした価値観の変化をもらえるのは、良作映画の条件のひとつだと思っております。
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Posted at 2016/09/14 10:20:57

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この記事へのコメント

2016/09/14 21:51:25
3つの時にゴジラを観てそれから24年ゴジラとともに歩み全ての趣味のそして人間形成の原点であるゴジラ、それが12年ぶりの復活 12年前中学時代、50年という節目でゴジラという作品が幕を引いた。 

それはそれである意味あの時の自分(15歳)も納得していた。 何事も終わりがるし何より引き際が肝心だ。 全ての原点愛した作品の終わり 悲しみは無論あったけどそれを納得させるだけの「50年」の重みがあった。


しかし今回のシンゴジラ、 東宝が日本のゴジラが復活するということで意気揚々と乗り込んだ。 自分は内容云々は言いません・・・・・・・ ただ東宝の 日本の ゴジラが再びスクリーンに映り 躍動し咆哮を上げる それだけで身体中のアドレナリンが吹き出し そして「おかえり」という感覚が巡りました。


一重に思い入れの大きさもあるけど今回の作品は 日本人が忘れていたゴジラ だとつくづく思いました。 ゴジラは時代によって その姿を 存在意義を変えてきました。 それは敗戦から激流のように変わっていく 日本 そのものだったと思ってます。 戦後日本史はゴジラとともに歩む それが今回ある意味最初に舞い戻ったような・・・・・・ でも時代背景が違い人の社会や人の意識は変わった。 しかし人としての根底の「恐怖や怖れ」それが1954年のあの頃の日々とのそれとリークしたようなそのように感じました。


長々と恐れ入ります。
コメントへの返答
2016/09/26 17:51:48
もう10日以上経ちますが・・・。

先日3回目を観てきました。
さすがに初見の衝撃は薄れましたが、ヤシオリ作戦の緊張感はそのままでした。
それだけでも、この作品は価値が高いと思いますね。

ゴジラは立ち位置が難しい、絶妙なバランス感覚が求められる映画ですよね。下手な哲学、社会学の本を読むよりも、色んなことを観客に突き付け、要求してくるところがあります。
その反面、純粋なエンタテイメント映画として楽しむ側面もしっかり持っています。

私自身は、感想戦は酒を片手に口角泡してする方が、ずっと楽しく、頭の体操にもなると思うクチなので、ここに堅っ苦しく書き連ねるつもりもありません。

でも、ゆーさんくさんの「おかえり」は、素敵な感覚ですね。
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