
久々の日記です。
本日は、東海地方では厄除けで有名な法多山尊永寺に行ってきました。
後厄は強烈だぞ。と周りで良く言っているのと、今年は喪中で四十九日の忌明前を神社は嫌うとのこともあり、子供の頃に親に連れて行ってもらった記憶のある寺に行くことにしました。
1日に6回、決まった時間に御祈祷してくれるのですが、若干寝坊気味だったので、到着した時間は
御祈祷20分前でした。
仕方なく寺から最も遠い駐車料金が最も安い有料駐車場に車を停めて、午後1時30分の御祈祷を目指すのであった。(←近くに停めたら?)
しかし、子供の頃の記憶を蘇らせてみると、寺までは結構な距離&高低差だ。…間に合うのか?
次の御祈祷は午後2時30分と1時間待ちになる。しかもそれが最終の御祈祷だ。どーせなら間に合わせて余暇を楽しみたいぢゃないか!
よーーーし! 滑りこんでやる!
と思ったボウは、超早歩きで寺に向かう。…しかし、人が多いな。。。
などと思いながらもノロノロ歩いているファミリー達を一気にゴボウ抜きにしながら午後1時20分に寺の前の急勾配の階段の前まで到着した。既に大分息が上がっている。
マラソン史上最多のゴボウ抜きを記録したに違いない。…やるじゃないか。ボクったら!
よし! 一気に決めてやるゼ!!
そう想って、階段を1段飛ばしでモリモリ登っていくものの、次第に息が激しく乱れ、足がつりそうになる。
そして後から来た中学生らしき若者が、笑いながらホイホイとボクを追い抜いていく。
ヤ、ヤバイ。立ち止まって休憩したい。。。とそう思うボクの耳に、「1時30分からの御祈祷受付は間もなく締め切り致します。お急ぎください。」のアナウンスが。。。マジでヤバイ。もうだめだ。。。
と思ったその時、ボクの前にプリプリしたケツの若いチャンネーがケツをフリフリしながら登っていく光景が目に飛び込んできた。
「…おぉ。菩薩様。。。」
気が付くと、その美しいプリプリしたケツに誘われながら、ボクは階段を登り続けた。
ケツが方向転換すると、ボクもそれを追従する。。。まさに無我の境地だ。(←何処が?)
そして、半ばヘロヘロになりながら、ノンストップで階段を登り切り、即座に申込書に御祈祷内容を適当に記入し、締め切り2分前に受付に滑り込みセーフ!!!
「あのぅ、酉年ですよね。数え年では43歳になりますので、此処を直させていただきます。それでは急いで本堂へ移動してください。」
「ハァハァ。すいません。ゲホゲホ・・・」
…よし!間に合った。 イケるぞ!!! 今年はイケる!!!…と思った。(←何が?)
無事、御祈祷を済ませ、お札を頂戴する。ボクは240番だ。……1回の御祈祷で約250人。
御祈祷料を掛け算して、年間の金額を概ね暗算してボクは思った。
「…凄い金額だな。」
そして帰りには、並んで名物厄除けだんごを平均3~5箱くらい纏めて購入していく人々達を目にして、
「…出家しようかな。」…とふと思った。 凄まじい金額が動いている。今日だけで。いゃ、マジで。
家に帰って、嫁にそう言ったら、まるで馬鹿を見るような目つきで何も言いませんでした。
と、そこで思いました。凄まじい金の動きと菩薩のような美しいケツ。
どちらも、必要でありながらも不要な物でもあるのだと。無くてもなんとかなるが有るにこしたことはない。しかし、全くなくては成り立たん。そう思った。…今日は勉強になったな。
それでは、おやすみなさい。
Posted at 2011/01/30 23:50:03 | |
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