
フロントのデザインが大幅に変更され、最高のハッチバック車となり購入候補に挙がった。納車されたクルマは、3気筒とともに積まれてきた個体で最後の4気筒とのこと。セールスさんのご厚意で3気筒と4気筒を、下道と高速道の両道路をシッカリ試乗したが、燃費を除けばほぼ同じであった。ではどちらがいいかと聞かれれば「お好きな方を」となる。オプションを見て、たまたま4気筒が納車された。
F30と同様に、これ以上デカくなると選ぶ理由を失いつつあるのは自分だけか。ライバル車と比べFRというアドバンテージはあるが、コストが掛かりセールスポイントにあまり貢献しない「軽量化」に取り組み、今の装備を簡略化しないで結果を出してもらいたい。ドリフトしているCMよりも、軽量化で走行性能、環境問題、燃費などに貢献している説明のCMを流す方が遥かにカッコイイ。
下ろしたての遊びが少なくクイックなハンドリング、コンパクトなサイズに反して低速でのズシッと重いパワステとゴツゴツした乗り心地がいつまでも続いてくれればいいのだが・・・。
電子制御サスや4WS、燃費を意識してモーターと電池を積み、「ぶっ壊れたら走れません」や「部品代と修理代で100万円です」は、長期に乗るオーナーのフトコロに優しくないのでやめてほしい。7シリーズのシャシーに対する軽量化のノウハウが、今後適正な価格で他シリーズに展開されることを期待している。