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2018年11月29日 イイね!

決定的な違い…

決定的な違い…50系プリウスに乗り換え

初の冬を経験しておりますが

なんとなく
走り方、乗り方が

分かって来ました!


ただ
そこへ行く前に

話して置きたいことが
ありますので

今回は
語らせて頂きます!



30プリウスを8年ほど
乗っておりました!

今年の春より
50系プリウスに乗り換えました!



私個人的な
個人の主観的な

30プリウスと
50プリウスの

決定的な差を


お話します!





それは

ハイブリッドシステムの
考え方の違いが

もの凄く大きいと思っております!




簡単に言いますと


30プリウスは充電制御!

50プリウスは放電制御!


この差はもの凄く大きな差です!




これは過去に上げた

ジレンマ
ここら辺に記載している内容に通じてくるのですが


これが
放電制御となった
50プリウスでは
かなり解消している気がします!






では

まず充電制御の説明に入りますが


その前に

基本のお話を!



ハイブリッドバッテリーの
内量をSOCと言います!

空の状態を 0%
満タン状態で 100%


表記します!






では充電制御!


30プリウスの場合


基本的には

SOC
40%から60%の間を
使用します!



SOCが
40%を切ると
強制充電となり50%を
超えるまでエンジンが止まらなくなります!
これを業界では充電地獄といいます!


60%を超えると
エンジンが掛かっていても
充電はしなくなり

ただの動力伝達のみとなります。


SOCが60%を超えるような
運転の仕方は
非常に不効率になります。
出来るだけ避けましょう!!




そして
常用範囲でも







SOC40%台では

充電電圧は20アンペアを超えて
充電してくれます!




しかし

充電制御の30プリウスでは



SOC50%を超えると





10アンペア以下の

充電量となります!



ようは半分以下!!




SOCが50%以上か以下では

充電量が
倍以上違います!


30プリウスでは
このように
ハイブリッドシステムが
充電をコントロールする
充電制御となっております!


これによって

SOC50%以上の時に
エンジンをONさせるのは

非常に効率が悪いことになり


とても
ストレス…
フラストレーションが溜まります!!







では

放電制御とは?



まずは

バッテリーの違いですが


ニッケル水素バッテリーと

リチウムイオンバッテリーの2種類があり

SOCの表記が
バッテリーによって違います!


30プリウスと同じニッケル水素バッテリーを積む

50プリウスはSOCの表記はそのまま
SOC40%以下で強制充電となります!



リチウムイオンバッテリーを積む

51プリウスでは

約26%以下で強制充電に入り
40%を超えると強制充電が完了する!

26%~80%の間を使用します!



下方向の設定が違うだけで

考え方は同じですので


今回の説明には
50も51も
私は同じではないかと思っております。






では
放電制御ですが!



SOCがどの領域にいようとしても
充電量は大きな差がなく
20アンペア~30アンペア辺りです!

SOCに関係なく
充電はガンガンされます!

30プリウスよりも
充電量が大きく
ハイブリッドバッテリーの溜まりは早いです!



しかし
バッテリーが溜まり過ぎることによって
バッテリー自体が発熱して
パワーダウン、劣化を誘発します!


ですので

ガンガン溜まる
電力を消費しなくてはなりません!


これが
放電制御!


本来なら
ハイブリッドシステムインジケーター!
( HSI )
これの50%以上になれば
エンジンを始動するのですが

ハイブリッドバッテリーが
溜まることによって

HSIが70~80%くらいまで
モーター走行が可能となりました!

これは
バッテリー残量により
システムが勝手に判断して

放電量をコントロールしております!


これが
50系プリウスの
放電制御です!



30プリウスも
50プリウスも

行っていることは

ハイブリッドバッテリーの発熱を防止するための

制御ではありますが


その考え方が違うのです!



これが
私の感じる

30プリウスと50系プリウスの

決定的な違いだと思っております!




ハイブリッドシステムが放電制御になることによって
SOCがどの領域であろうと

アクセルを踏む、エンジンを掛けることへの
躊躇、フラストレーションを抱える必要はありませんし

HSIが70%~80%くらいまで
モーター走行が可能になることによって

エンジンを掛けずに
加速する!

という事の領域は一気に増え
ここでも快適性、フラストレーションの発生源が減少しました!



この充電制御か放電制御かで


車自身も大きく運動性能を上げましたが

同時に
ドライバーの快適な運転も手に入れることが出来たと思っております!





これが
私の感じる


30プリウスと50系プリウス

決定的な違いだと思っております!








Posted at 2018/11/29 23:39:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | ニューアイテム | クルマ

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何シテル?   03/31 13:45
エコというエゴでのんびりをもっとうに! 燃費の良い普通のプリウスです! 純粋なカスタムではみなさんに到底敵わないので プリウスの持つ武器、燃費性能...

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