![【釈迦に説法】シリーズ5。車の[バッテリー]について、少し。 【釈迦に説法】シリーズ5。車の[バッテリー]について、少し。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/555/967/47555967/p1m.jpg?ct=304511766a0f)
バッテリーと言っても、車のバッテリー、電動工具のバッテリー、単三単二など色々ありますが、身近な物で言えば「エネループ」。
けど知ってました?
普通の乾電池の[1.5V]に対して、繰り返し充電出来る電池は[1.2V]だと言う事を。
なので、電動工具に使われるバッテリーの電圧は、
1.2V×3本で[3.6V]
[3.6V]+[3.6V]で[7.2V]←一番応用が利く
[7.2V]+[7.2V]で[14.4V]←少し前までの定番。
[14.4V]+[3.6V]で[18V]←これからの主流?
ってな感じで本数が増えてますが、どこまで行くのでしょーね。
車のバッテリーはどうでしょうか?
車のバッテリーは[12V]と言われていますが、実は[12.72V]です。
[2.12V]のセルが6ヶ直列で[12.72V]と言う事ですね。
通常エンジン停止時の電圧は[12.4V]以上あれば問題ありません。
これ以下でもしばらく走って回復すれば問題ないです。
少し放電しただけと考えられます。

そして、エンジン回転時の電圧は[13.5V]~[14.7V]です。
それ以下の場合は、オルタネーター等の不具合で発電が不足している為、バッテリーに充電する事が出来ません!
逆に高い場合はバッテリーに負荷がかかり壊れてしまいます。
一番はセルごとに比重を測れば分かりますが、今はメンテナンスフリーなどもあり、測れない事もあります。
ちなみに全部の比重が同じであれば、充電で十分回復出来ます。
バラツキがあれば寿命が考えられます。
中には、しばらく乗ってないからと言う理由で、10分位アイドリングをする人がいますが、はっきり言ってアイドリングでは充電は出来ません!
上でも書きましたが、車のバッテリーは約[13V]です。
アイドリングの電圧は[13.5V]〜です。
ロスも考えるとトントンです。
マイナスにはなりませんが、現状を維持するだけだと考えて下さい。
回転数を上げて最低でも[14V]以上にならないと充電は出来ないと思って下さい。
1番は走行する事ですが…

なので、日頃からエンジン停止中の電圧、回転中の電圧を把握する事は大事な事ですよ。
ああ言い忘れましたが、この内容はガソリン車の場合でハイブリッド車は又違いますからね。
今のハイブリッド車は、そもそもオルターネーターが無いので、エンジンが回転しても充電されません。
その代わり、メインバッテリーから充電されます。
なので、走行が少ないとメインバッテリーが十分充電されない為、バッテリー上がりに繋がります。
以上です。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2024/02/26 21:16:42