
本日は
お彼岸の中日。
お墓参りに行ってきました。
心乱れることが多かった今日この頃、
お墓参りに行くと何故か落ち着きますね^^
このお墓、うちの母親が3年前の夏に入りました。
うちの親父は次男。
ということで、当時
「お墓をつくらないと」
いうことになり、親父と一緒にそのとき建てました。
現在では、一般的に、
家紋をお墓の前面に彫るのですが
このお墓を建てるときに
「はて?家の家紋はなんだっけ?」
ということになり、親父に聞くと
「ん?俺もよう覚えてないなあ。紋付袴とかもってないし。。。確か田舎にあるじいちゃんのお墓には鶴の家紋があったような。。。」
というなんとも頼りない答え。
実は、我が家は祖父が鹿児島県最南端の
与論島の農家から出てきて
関西に住みついたのですが、いろいろ家にある写真をあさってみると、どうも家の家紋は
「鶴丸」と言われる
家紋らしいということがわかりました。
家紋「鶴丸」
日本らしくて、いいデザインなのですが、我家の小さいお墓に彫ってもらうには少々複雑すぎて、「不向き」だなというのが私の感想。
この懐かしいJALマークも家紋「鶴丸」の一種
親父は次男で大して格式のある家柄でもないですし、
家紋の歴史を調べると、しょっちゅう
家紋を変えている有名一族も多々あります。
なので、当時相方を亡くし、しょんぼりしていた親父にもいい暇つぶしかと思い、
「親父が始祖ということで、家紋新しいのに変えない?」
と提案すると、興味を示したようで、うちの相方も含めて3人で考えることになったわけです。
調べだすと
家紋はおもしろいですよ^^
ほんとうにいろいろなものがある。
そして、お墓に刻まれた我が家の
新家紋 。
「巴七曜」
「巴」のデザインは武具の形から派生したもので、今では
「渦巻き」を意味することが多く、「陰陽思想」の象徴として使われることもあります。
「デンデン太鼓」なんかにも使われてますね。
デンデン太鼓に使われる巴が3つの家紋「三つ巴」
そして
「曜」とは
「星」のことで家紋では○印であらわされます。
古来、天空で動かない
「北極星」は信仰の対象になっていたようですね。
星(○)が8つの家紋「八曜」
で、なんで七つ星を選んだかというと、家の相方が、
「北斗の拳」がけっこうお気に入りで、
「七つ星ってかっこええやん。北斗七星、ユアーショック♪」 と主張。
親父もその迫力におされたのか一応にこやかに承諾www
そういうわけで我家の家紋には
「巴七曜」=「渦巻く七つ星」が選択されました^^
シンプルなデザインで、由来もかっこいいでしょ?
ステッカーつくって
スイフト君にも貼りましょうかね。
いつも通り言うだけになりそうですがwww
長々と読んでいただきありがとうございました^^
暇つぶしになりましたか?
【追伸】
僭越ながらひとつアドバイスなのですが、親のお墓を建てるなら、実家から「遠すぎず」かといって「近すぎず」の場所がよろしいかと。
「遠すぎず」は分かるとしても、「近すぎず」ってのはなんで?
と思われる方もおられるかもしれませんが、「近すぎず」の理由は、やはり人生の相方を亡くした親は、しょっちゅうお墓参りをしたくなるのが人情。
「近すぎる」と暑かろうが寒かろうが徒歩や自転車で出かけるしかありません。
これは、子供にとっては心配の種。
足腰が弱ってきてもわざわざタクシーを呼ぶわけにも行かず代えってたいへんなことに。。。
したがって我が家の場合は、実家からタクシーで2メーターぐらいのお寺の境内に建てました^^
Posted at 2011/03/20 22:48:09 | |
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