Audisonと言うイタリアのCarオーディオメーカーが有って、そこからPrima Series AP8.9bitと言うパワーアンプが出ている。
車の純正オーディオ・システムに対して専用ハーネスが用意されていて、改造しないで組み込むことが出来る。
何が優れているかというと、このアンプには8chアンプと9chデジタルプロセッサーが搭載されている。
純正ヘッドユニットからスピーカーに接続されているケーブルの間に専用ハーネスで割り込ませる形で接続する。
つまり純正ヘッドユニットは、そのまま使える。
その純正ヘッドユニットで再生した音楽信号を、AP8.9bitの中でデジタル信号に変換し、DSPでクルマに応じた補正を行ったあと、
パワーアンプで増幅してスピーカーを駆動するというわけ。
Prima シリーズのテクノロジー (以下AudisonのWeb siteから抜粋)
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今日、市場に出される95%の車には純正のオーディオ・ヴィジュアル・システムが装備されており、接続できるソースも多彩になって使いやすさは向上してきていると言えますが、各部品の品質が低いため音質が犠牲になっているものが多いです。一般的に、音質を向上させようとするとシステムに大掛かりに手を加える必要がでてきます。ソースユニットはダッシュボードに組み込まれており、タッチスクリーンやステアリング・コントロールから操作するようになっています。また、スピーカーのインストール位置も理想的なポジションではありません。
AudisonのR&Dチームは純正システムの音質アップグレードに焦点をしぼり、最新のbitプロセッサによってすばらしい結果を生み出しました。その原点は、このカテゴリでのリファレンスとなるBit Oneであり、その後、最新のテクノロジーを加えた革新的なbit Tuneの登場で、システムの主要なパラメータを検証し調整することが可能になりました。
また、TMD(Total Music Distortion)測定システムの導入でR&Dチームが純正システムのひずみを算出したところ、ほとんどの純正システムでは平均して90dBで20%のひずみがあることが判明しました。さらに解析を進めるとこのひずみの主な原因はスピーカーを駆動しているヘッドユニット内蔵アンプのパワー不足であることも明らかになりました。
純正システムのアップグレードと言えば、これまではまずスピーカーを交換することでしたが、この研究結果から純正システムの音質の向上にはアンプを追加して出力を増やすことが必要不可欠であるという結論に達しました。
純正システムにはさらに問題があります。スピーカーの物理的な限界を隠すためにソース側にイコライジング処理が施されているため、アップグレードで追加したアンプやスピーカーの音質向上効果が発揮されないことになります。この問題を解決するためにAudisonのR&DチームはDSPを内蔵したアンプのラインナップを導入することにしました。純正ソースのイコライジングをニュートラルな状態に戻し、周波数レスポンスをフラットにします。また、カーオーディオ・システムでは常に問題となる、スピーカー取付位置の不均衡による位相のずれもDSPによるタイムディレイで補正することができるようになります。
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この内容にグラッと来てしまいました。
パソコンに調整用のソフトウェアをインストールして、調整パラメーターを俯瞰できるインターフェイスを使ってクロスオーバー、イコライザー、タイムアライメント。クロスオーバーポイントが弄れる 8Ch有るので、つまり 昨年導入した、FOCALのユニットを個別にコントロールしてこんなことが出来る。(位相のずれ)タイムアライメント調整ができる様になる事が一番の理由かなぁ
面白いのは、AP8.9bitのチューニングデータは、オーディソンのサイトにアップロードすることができて別のユーザーと共有できるコミュニティがあるのです。同じ車種のチューニングデータがあれば、参考にできますね。
と言う事で導入決定。
取付けと調整は以前FOCALを取り着けてもらったUNITED GROOVEさんにお願いすることに成りました。
アンプはトランクに設置してもらいますので、配線引き回しがちょっと大袈裟なことに成ります。
コントローラーユニットはどうしようかなぁ? コンソールの灰皿は使わないので、取り外してその部分に埋め込めないかなぁと思案中。
Prima AP8.9bitは35Wx8chアンプですので、各スピーカーに配線してもらいます。
1スピーカー1チャンネルです。
フロントドアで4チャンネル使用。
運転席と助手席座席下の其々のウーファーは出力を上げるためブリッジ接続(35Wx2で70W)にして貰います。
つまり4チャンネル使用します。計8チャンネルでドライブという事に成ります。
問題はこれを導入した後でLAYERED SOUND レイヤードサウンドと、どの様に調整組み合わせをするかという事。楽しいけど時間もかかるなぁ
Posted at 2017/02/28 22:11:39 | |
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