
我が愛車は初年度登録2003年12月のため、悲しいかな車両保険の上限は50万を切る金額が設定されており、相手方損保会社のアジャスターが「全損」という判定を出してきたときは正直に言いますと怒り狂いました。こちらは交通法規を守り、安全運転をしていただけなのに無謀運転の犠牲になれと言うのかと。しかし私が幸運だったのは、当方の損害保険で弁護士特約を付けていたことと、修理をお願いしているガレージが保険修理の経験豊富で「こんなときどうしたらいいか?」をよく理解されていることでした。「相手方の保険が割増超過特約に入っているのなら、それを使って修理代を増額することができるはず」というガレージ担当者の言葉を頼りに弁護士さんにお話しすると、あら不思議いつの間にか相手方の支払額が増額されました。
ただ、コロナ禍の影響と、年式の古い車ということもあり部品が「国内なし、本国なし」という状態であることも重々理解していましたので(それに過去の修理でも、中古部品やリビルドパーツは普通に使っていたので)、程度の良い中古部品も使いながら直していくという方針は割と早くに決めていました。

その結果、やってきたのは後期型C230コンプレッサーのリアゲートユニット。ガレージの担当者から「アンテナ、外しますか?(私のクルマは前期型なので、このアンテナはあっても全く意味を成さない)」と聞かれたのですが、アンテナとハイマウントストップランプが後期型になるのならいいかと思い「いや、そのままにしておいてください」とお願いしました。
そしてもうひとつ。

前オーナー様はエンブレム(C200とKOMPRESSOR)を外しておられたのですが、それを復活させるべくストックしておいた新品のエンブレムをこのタイミングで付けてもらうことにしました。再塗装が終わったリアゲートにはり付けたばかりなので、天気が良い日に見ると目映いくらいに輝いています。「不自然にきれいだ」なんてご指摘もありましたが、今後は鉄粉除去やスケール落としを施工して、全体の雰囲気を揃えたいなと思っているところです。
Posted at 2022/11/14 22:15:39 | |
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