※このブログは、Tactrix OpenPort 2.0によるECUチューンについて記載しています。
記載している内容は、私個人の思考、推測に基づくものであり、ブログの内容を保証するものではありません。このブログを参考になさる方は自己責任でお願い致します。
画像は、Knock Correction Advance Maxのマップです。これはBase Timingに加算される点火時期の最大値ということになるようです。つまり、
Total Timing = Base Timing +Knock Correction Advance
ということですが、他にもTotal Timing に影響のある項目はあるようです。
Maxということなので、やはり点火時期はノッキングが起こらない範囲内できるだけ進角させたほうがよいのでしょう。またどのようなアルゴリズム(学習)でMax値までもってゆくかはまったくわかりません。初期値もわかりませんが、ログを見る限りMax値から始まるのではなく中間値ぐらいから始まるようです。
数値が入っているのは中負荷領域からです。負荷がかかる領域ではノッキングにより最悪エンジンブローということが起こるからなのでしょう。
EJ20SOHCは、点火時期について多分そうとうのマージンをもっていっると勝手に思っています。そうはいってもBase Timingも進角させているのでおそるおそる数値が入っている部分の大部分を5度ほど進角させてみました。
結果は、また一段と車が軽くなりました。トルクアップです。1速全開も素晴らしい吹けあがりです。3速、4速1500回転でもアクセルに反応します。前よりもアクセルペアダルの上に足をそっと置くような感覚でコントロールする感じです。先日の中央高速でも、帰りの20号の山坂道の上り坂でも3速、4速でどんどん登ってゆきます。
そして、滑らか上質なフィーリング。この辺はプラズマダイレクトの効果もあるかもしれません。
とりあえず、良い結果が出たようです。まだ進角させることは出来るかもしれませんが、マージンを削っていることは事実です。ここからは慎重に、或いはマップをなだらかに整える方向で調整しようと思っています。
ECUをいじることで、どこでどうエンジンに悪影響が生じているか等はまったくわかりません。例えばエンジンに有害な固有振動をノーマルECUは逃がしているかもしれません。
足回りは多分GH8との共通部品も多いのではないかと思っています。品番で確認して対応することはできそうです。といってもそれほどパワーアップしているのかい?と言われそうですが(>_<)
Posted at 2012/04/22 11:17:41 | |
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ECU | 日記