2014年08月19日
「エコ」ってなんだろう 【追記あり】
今回のIS350からWRX S4への乗り換えについて
少しだけ思うことがありました。
それは「エコ」。
※以下は完全に主観に基づいて書いております。ご不快を感じるような部分もあるかもしれませんが
それをご了承の上お読み下さい。
【平成26年8月22日 15:48 追記】
多数のコメントありがとうございました。
皆様のご意見、有り難く拝見しております。
先日より多数のコメントを頂きこれ以上の返信は難しくなりましたので、
この【「エコ」ってなんだろう】のブログにおけるコメントの返信はこれ以降控えさせて頂きます。
すみませんが、コメントもお控え頂きますようお願い致します。
誠に勝手で申し訳ございませんがよろしくお願いします。
次に買い換えるときはIS350のようなハイパワーな車は
買うことができないだろうなと、IS350を所有していた時にずっと思っていました。
初代IS350が登場してもう10年になりますが、その間に車は大きく変わりました。
「エコ」が一番重要でハイパワーな車はあまり主流では無くなっているのでしょうか。
実は私の心に残っているあるやりとりがあります。
IS350に乗り換えたときの事ですが、車を乗り換えたという話を知人にした時、
その知人は「そんなハイパワーな車、エコじゃないな~」と一言。
ちなみにその知人は車に殆ど関心の無い人で走れば何でもいいという人でしたが、
その言葉はずしりと響きました。
そこで私はムッとなってこう言いました。
「じゃあ何に乗ればエコと言えるんですか?」
すると、「いや、○○○とか。」※○○○はある車名です。
そこで私もこう返しました。
「いや、エコエコって言うのであれば車に乗らないのが一番じゃないですか。」
それっきり相手は黙ってしまいました。
私もかなり極論に走ってしまいましたが、
エコというものを突き詰めれば結局このようになってしまいます。
私自身はこの知人の言っていることも分からなくもないのですが、
でも何かモヤッとしたものがあったのでこのように反論したのだと思います。
ただ私は簡単に「エコ」という言葉を使って人の愛車をけなすようなことをいう
知人に疑問を持ち少し距離を置くようになりました。
今回の乗り換えにおいてもこの「エコ」については悩みました。
でも最終的に私自身である結論に達したので、今回もIS350と同等のパワーを持つ
車に買い換えるに至りました。
まず1つ目は私にとって車は単なる「移動の道具」ではないこと。
以前もブログで少し書いたことがありますが私にとって車とは
相棒であり、家族の一員でもあります。
そんな相棒や家族の一員を選ぶのであれば「好き」で選びたい、
そう思ったからです。
きちんと好きな車を買って愛着を持って乗っていきたい、
そのためにはきちんと自分で納得した車が欲しい。
これだけは譲れないところです。
そして2つめは結局「エコ」の定義がはっきりと自分の中で分からないこと。
以前ある鉄道に詳しい人に聞いたのですが、四国をよく走っているディーゼルカー
(ディーゼルエンジンで走ってる列車)についての話です。
その話とは、例えば200馬力のエンジンを積んでいる車両と
800馬力のエンジンを積んでいる車両、
この2台を比較した場合、800馬力の車両の方が燃費が良いこともあるとのこと。
これはどういうことか言えば、鉄道の車両で200馬力と言えば
かなりギリギリの馬力なのでお客が満員のときや坂道ではかなり無理をして
(=回転数を上げる必要がある)走らないといけない、
ただ800馬力あれば余裕もあるのでそこまで無理をする必要が無い。
(=回転数を上げなくて良い)
また馬力に余裕がないとトランスミッションなどに負担がかかることも多いとのこと。
この話を聞いたときは意外でしたが、なるほどとすぐ納得できました。
つまりハイパワー=エコではないと一概には言えないのではないかということだと思います。
確かにハイパワーの車はそれなりに燃費が悪い、それは否定しません。
でもいつもそうなのかと言えばそうでも無さそうです。
要するにどこまで突き詰めればエコなのか、それが自分の中で分からないので
エコををそこまで気にするのは止めることにしました。
ちなみに余談ですがうちの嫁さんの愛車はプリウスですが、
別にエコで選んだわけではありません。
嫁さん曰く気に入っているところは
「デザインがお気に入り」「中が広い」。
この2点だそうです。
ある意味一番エコが一番売りともいえるプリウスをそれ以外のところで
選ぶ嫁さんは私は凄いと思っています。
確かにそう言われてプリウスをじっくり見てみると
とても愛嬌のある顔つきですし、中も広いしとてもゆったり乗れる。
別にエコを売りにしなくてもとても良く出来た車だと思います。
閑話休題。
結局何が言いたいのかといえば、車は好きな車に乗って
そしてその車を大事にしてあげる、それが私にとって一番理想的な車との付き合い方です。
「エコ」はそこから考えていけばいいのではと思います。
例えば、オイル交換はタイヤの空気圧チェックはマメに。
アクセルはふんわりと、ブレーキはゆるやかに。
これらは燃費の向上や車の寿命に繋がります。
これも自分ではこれらは「エコ」の一環に繋がっており
しっかり愛着を持った車だからこそできることだとも言えるのではないでしょうか。
時代の変化が激しいこの世の中、これからもいろんな車が出てくると思います。
でも結局私は「好き」だからその車を選ぶと思います。
そして自分なりに「エコ」を実践する、
それが私なりの「エコ」哲学だと思っています。
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コラム | クルマ
Posted at
2014/08/19 18:38:44
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