今回初めて取り付けた三菱電機製のナビ&スピーカー
パーツレビューにも詳細インプレを書きましたが、
改めてブログにも書いてみたいと思います。
※完全に個人的な主観で書いておりますので、人によっては
お気を悪くするところもあるかもしれませんが予めお断りしておきます。
私自身、今までナビの仕様歴はPanasonic、carrozzeria、Kenwood、
レクサス純正ナビ(おそらく富士通テン(ECLIPSE)製)で、
実は三菱電機がナビを製造しているのは前車S4の時に初めて知りました。
名前が「サウンドナビ」ということで音質に特化したナビであるとのことで
興味を持ってその時の営業担当者の方に「どうですか?」と確認したのですが・・・
「このサウンドナビがナビ機能があまり優秀ではないので、Ronさんのように
仕事等でナビをバンバン使われる方にはお勧めできないですね。」とのこと。
私の場合、仕事で初めての所を走るのは日常茶飯事なのでナビ機能も
かなり重視していつも選んでいます。
なのでナビ機能が貧弱・・・ということでは少し使えないかなと思い、
前車S4の時はビルトインナビを選びました。
こちらのナビ、特に可も無く不可も無しですごく優等生的なナビでした。
現行のビルトンナビはゴリラベースになっているようですが、
このナビはそれ以前のタイプですが、
操作性も悪くなく大きな不満もありませんでした。
欲を言えばSonic Designスピーカー(フロント・リア)と組み合わせていたので、
タイムアライメント機能など音質面でもう一声あれば・・・という感じでした。
それから3年弱・・・STIに買い替えることになり今度もビルトインナビにしようかな、
と最初は思っていたのですが、やはりサウンドナビが気になり営業担当者の方に
聞いてみたところ、3年前と違いナビ機能も大幅にアップされているので、
ナビ機能、音質面両面でお勧めということ。
あと特筆すべきが「画面の見やすさ」。
基本的にナビの画面はは直射日光が入ると見にくくなるのですが、
現行のサウンドナビはこの点が改良されて、
直射日光が当たったとしても見やすいですよ、ということでした。
ただ以下の点でビルトインナビより不便なところもあるとのこと。
①後付け感がある。
②マルチファンクションディスプレイと連動できない。
③USB端子をコンソールボックス内に出すことができない。
上記3点を重視するのであればやはりビルトインナビがお勧めとの
ことでした。
個人的に①の後付け感はむしろSTIっぽくていいんじゃない?と
あまり気になりませんでした(笑)
②についてはMFDとの連動機能をあまり使っていなかったので
これも特に気にならず。
③については少し悩みましたが、サウンドナビは
大容量のUSBメモリにも対応しているので、
そんなにしょっちゅういじるところでもないし、大きな欠点ではないかなと。
ということでサウントナビも良いかなということでみんカラのレビューやネット等で
いろいろ調べてみたところ・・・
・現行の一つ前のNR-MZ100シリーズでフルモデルチェンジしてナビ機能については
他メーカーのナビと遜色なし。
・クアッドコアを使用しているので処理速度が早く、操作性が凄く良い。
というレビューが多かったです。
ナビ画面もぱっと見、かなりシンプルな感じで操作しやすそう。
派手な感じはありませんが押さえる点は押さえているという感じで好感が持てました。
またサウンドナビの売りである音質面については、
私が今まで所有した車のナビ、サウンドシステムの中では最高峰だと思います。
そしてFLACファイル、ダウンサンプリング再生であるとは言えハイレゾに対応している
ということもあり、主にFLACで音源を管理している私には最適でした。
ということで思い切ってサウンドナビを装着することにしました。
結論から言うと「大正解」。
まず処理速度の早さですが、本当に手にそのまま追従してくれるような動きで
全くストレスを感じさせません。
またルート選択、リルートが恐ろしく早い。
なので道を間違えたときもすぐ新たなルートを引き直してくれるので
ありがたいです。
(実際にわざと間違えたりして意地悪な実験をしてみました(笑)
ナビも特に変な案内をすることなくごく普通のルートを案内してくれます。
そして担当の方一押しだった画質も驚きました。
外から日光が当たってもコントラストが落ちて白くなったりすることなく
普通に見ることができます。
う~ん、実に凄い技術です。
またとても「黒」が締まった画質で凄く綺麗。
そして音質ですが、これも最高です。
まず驚いたのが「SUBARU専用車種別音質データ」。
今まで車のオーディオと言えば、
スピーカーがそれぞれバラバラに鳴っているのが普通だと
思っていたのですが、これがセットされているお陰で
まるで目の前で鳴っているかのような臨場感があります。
また今までのナビでは圧縮音源(MP3やAAC)を再生させると
顕著に音質が下がっていましたがこのナビではそこもうまく処理しているようで、
普通に綺麗に再生してくれます。
ということで、ナビの機能面、画質、音質では私の少ないナビ歴の中でも
1番のナビだと思います。
そしてそれと組み合わせているのがDIATONE SR-G20。
※写真はお借りしました。
こちらはDS-G20のスバル専用バージョンという位置づけのスピーカーのようです。
このスピーカー、ネットのレビューでは「DS-G20のコストダウン版」だの悪評もあって
最初は少し躊躇していましたが、営業担当者の方は「その話はよく聞きますが、
構造は違いますけど基本的に市販のものと変わりませんよ。」と一蹴(笑)
それとサウンドナビと組み合わせるのであればこのスピーカーが一押しです。
という言葉を信じてフロント・リアに装着することにしました。
車のオーディオはなかなか難しいところがあって、もちろんこれより本格的な
物を目指そうと思えばいくらでも目指せると思います。
ただそれはディーラーでは難しいでしょう。
私自身、愛車に関してはいくら専門店であってもディーラー以外で弄るのは
好きではないし、下手をすれば保証が無くなることもあります。
なので基本的に保証が効く「純正オプション」で選ぶことができる範囲で、
という中で選ぶことを基本としています。
またSTIはそもそもエンジン音、エキゾーストノートが大きいので、
もともとそこまで音にこだわるつもりもない、ということもありました。
そういった点から考えるとこのスピーカーには「大満足」です。
肝心の音質ですが、思った以上の高音質。
まず高音、低音がちょうど良いバランスで鳴ってくれますので、
ズンドコしすぎることなく、また逆に迫力がなさ過ぎることがなく心地よく、
それでいてとても澄んだ綺麗な音だと思います。
またボーカルの音も痩せることなく、息づかいに至るまでしっかりと聞こえてきます。
私は高音がやや強めになるようにイコライザーを弄っていますが、
高音はとても透き通った音を奏でてくれます。
またSUBARU専用車種別音質データのお陰もあってか定位もしっかりしています。
私は高音が綺麗なスピーカーが好みですが、それに十分応えてくれるスピーカーです。
ちょうど家に置いてあるSONYのCAS1という7万円台のステレオ
(これも7万円台としてはかなり高音質らしい)と同じぐらいのレベルだと思います。
SonicDesignの時はスーパーウーファーの増設も考えていましたが、
このスピーカーでは低音域も十分ですので、特に必要性も感じられません。
SR-G20、フロントとリアを合わせて定価は10万円超ですが、
車のスピーカーとしてはその価値は十分あるでしょう。
もちろん先ほども書いたとおりこれより上を目指そうと思えば
どこまでもいけるのでしょうが、純正オプションで、
しかも車のインテリアを壊さない程度で楽しめるスピーカーという点では
文句なしという評価です。
まだエージングも進んでいないですが、馴染んでいけばどのように
音質が変わっていくか今から楽しみです。
ということで長くなりましたがサウンドナビ、そしてDIATONEスピーカーの
レビューを終わりたいと思います。
そしてこれから長距離を走ることも増えると思いますので、
また改めて気づいた点なども書いていきたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。