先日、家のポストの中に信じられないチラシが入っていた。
なんと、新そば食べ放題!
チラシには、この地区の「そばの会」主催で、地区の皆さんに振舞うという、信じられないイベントだった。
主旨は、地区美化の一環で、休耕田をなくそうと、休耕田がでたら、「そばの会」で借り受け、そばを育て、その実を収穫して、そばを打ち、年に1回、地区の皆さんに無料でふるまうという。もちろん、すべてボランティアのようだ。
会場は、地区の公民館。12月15日(土)11時から。
この地区に住みついた新参者として、せっかくの機会だしまた何にもまして、そばは食べたいし・・・。
この日は、立科テニスの日で、午後1時過ぎに帰る途中にその公民館の前を通った。普通のそば屋さんにみかける、新そばののぼり旗が5,6本立っているだけで、外に人影は見えない。
これも地区の皆さんを知る機会とさらにはよろしくお願いします、という意味で、連れだって出かける。
公民館は、木造平屋で、中央に玄関。入ると左右に大きな部屋があった。右側は、板の間で、子供たちがいっぱいいた。左は、畳部屋で、平テーブルが並べられて、7,8人ほどがそばとそば焼酎で盛り上がっていた。案内されて、そちらへ。
「この度、この地区に引っ越してきました。よろしくお願いします。また今日は、そばが食べられるということで・・・・」
どんな反応か多少は心配だったが、すでに出来上がっている人が、どうぞどうぞ、と助けてくれた。
さ~遠慮なしで、どんどん食べてください!という。婦人会の女性陣のお勝手で、すぐにそば汁が来た。これが絶品だった。雉でだしを取ったという。なんともあっさりにしてコクがある。聞いたことはあるが食すのは初めて。骨付きのぶつ切りをたたいて、骨を砕き、だしを取るという。
余談だが、雉は町鳥になっている。町鳥になっても、だしにされたのでは、雉もたまったものではないと思うのだが、
おいしさにはかなわない。
たて続けに、3枚も平らげた。奥さんは、遠慮してか2枚。しかも、だしを取った雉がつまみで出てきた。細かい骨を取りながらたべる。身はかたくて、歯ごたえがあり、あっさり、脂身はない。
その後は、雑談となり、冗談かどうかわからないが、「そばの会」に入るように勧められた。是非お願いしますと答えたが、果たしてどうなるか。
11時からの振る舞いで、50~60人ほどが来たという。私たちが行ったのは、2時近くだから、もう終わりで、会の人たちの飲み食いが始まっていたようだ。そんな中での歓待に感激するとともに、思う存分新そばをご馳走になった。
そばがこんなにも腹もちがいいとは知らなかった。夕飯時になっても、おなかがすかない。
もっとも、3枚も食べればそうか!
waterless car clean [no-wet]
http://nowet.jp
Posted at 2013/02/09 21:13:25 | |
トラックバック(0) |
信州・立科町 | 日記