2011年03月15日
先の震災で被災され、今も避難生活を余儀なくされている方々に、改めて心よりお見舞い申し上げます。
私の知り合いで市役所の受付(派遣)をしている人がいます。
人口5万5千ほどの市ですが、昨日から義援金の受付を始めたそうです。受付の側のロビーに募金箱を置き、領収書が欲しい人は福祉課で受け付けているそうです。
「役立ててください」と涙を浮かべてお金や物品を持ってくる人が後を絶たず、その多くはお年寄りの方だそうですが、小さな子どもを連れた若いお母さんも意外と多いそうです。
昨日の夕方と今日の朝、防災無線で義援金受付のことが伝えられると、今日の午前中はとても多くの市民の方がお見えになり、午前中だけで、ロビーの義援金箱に約150万円が届けられたそうです。
中には、長い間貯めたという小銭を袋いっぱい持って来られたお年寄りもいたそうです。寄付をする方はごく普通の方々で、特別裕福そうに見えるのわけではなく、逆に、年金暮らしと思われるお年寄りも少なくないそうです。
最近は、世の中の我が儘な面や、自己中心的な面、攻撃的な面ばかりが気になり、不満を感じていました。しかし、そう思いながら、自分自身も同じように、他人を批判することが多くなり、いたわりや優しさを忘れていたような気がします。
私も、たとえ小さなことでも、自分ができることを探してやっていきたいと思います。
日本人を見直し、少し誇りを感じ、自分も少し優しくなれたと思える一日でした。
『日本人も捨てたもんじゃない』
Posted at 2011/03/15 21:51:20 | |
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