
年末の大掃除の際、いくつかのジッポーを保管してあるガラスのケースを開けたら、画像右のジッポーが錆びていたのを発見しました。
(画像左は普段使っている物。右は錆びていたのを磨いた後の物)
私、18才の時に初めてジッポーを買いまして、11年同じ物を使ってましたが、ある年の冬、モンキーに乗って走っている時に、いつの間にか落としてしまいました。
仕方がなく、画像左のジッポーを買い直し、それから10年使っています。
ジッポーに関しては、特に収集癖はないのですが、その10年の間に、2・3個買いました。
ですが、メインで使っている画像左のジッポー以外は、買っただけであまり使わずにいます。
ちなみに、買った全てのジッポーの裏面には、私の名前を彫りこんであるので、愛着はあります。
最初のジッポーには彫刻刀で彫りましたが、あまりに大変だったので、その後はリューターを使う様になりました。(見せられないのが残念ですが・・・)
さて、普通のジッポーは真鍮製ですが、画像右のジッポーは、銅で作られています。
銅製のジッポーは、分かりやすく言えば、新品の10円玉と同じで、最初は光っていますが、メンテナンスをサボると、すぐに酸化してしまいます。
酸化すると、使い古した10円玉の色になってしまい、手に金属の臭いもつくし、錆びたジッポーを使うのもちょっとイヤです。
そこで頻繁に磨くワケですが、これが面倒なんです。
素手で使う物ですから、指紋がつくのは避けられず、当然、皮脂もつくワケで、それが酸化の原因になり、毎日磨く必要があります。
密封しない限りは、使わずに保管しておいても酸化しますので、むしろ毎日使った方が良い状態を保てる様な気がします。
酸化還元反応で、レモン汁(だったかな?)を垂らすと元の色に戻ると聞いた事があり、10円玉で一度試してみたのですが、あまり上手く行かなかったので、その後は試してません。
レモン汁でなくても、「酸」として使える物であれば、トイレの洗剤やリステリン等でも代用できそうですが、ジッポーを丸ごと酸性の液体に漬け込まないとムラが出そうですし、それには中のワタや芯を全部出さないと、その後が使えません。
頻繁にできるメンテナンスではありませんね。w
また、銅は熱伝導率が高いため、例えば、暗い道で懐中電灯代わりに、少し長い時間、火を灯しておく様な状況だと、ジッポー自体がものすごく熱くなります。(まぁ、そんな事態は滅多にないですが・・・)
結局、何が言いたいのかと言うと、買って失敗したかな・・・と言う事です。
たまに純銀製のジッポーを見かけますが、頻繁なメンテナンスが必要なのは、純銀製でも同じ(銀が酸化すると黒くなる)だと思うので、これから購入を考えている人には、普通の真鍮製を勧めます。
真鍮製なら、中の石の交換とオイルの補充以外は、ほぼメンテナンスフリーです。
関係ないですが、画像左のジッポーの中には、布団のワタが入っています。w
以前、オイルを染み込ませる、中のワタを紛失してしまい、咄嗟の思いつきで、布団のワタを詰めました。w
脱脂綿があればそれでも良いと思いますが、なるべく吸湿性の高い物をチョイスすれば、それだけ多くのオイルを吸湿できるので、オイルの補充の回数が少なく済みます。
よく、通販等で、洗車時の拭き取りや、雑巾代わりに使う、吸湿性の高い布(?)が売ってますよね。
あれを切り刻んでジッポーの中に詰められないかな?と目論んでいるのですが、誰かやってみた人はいないかな?
生理用ナプキンを使う事も考えてみたのですが、あれは吸湿するだけで、出来る限り放出しない様に作られているので、少しずつオイルを染み出させる用途には使えませんね。w
それとは別に、ジッポーの中のワタを抜いて、代わりに超小型のタンクを入れる方法もあり、やってみたのですが、あまりメリットはありません。
オイルがタンクで密閉されているため、気化しにくくなりますが、実際のオイル容量はわずかで、すぐに使い果たしてしまいます。
オイルの補充の仕方も面倒になるので、お勧めはしません。w
ちなみに、通常はこんな感じです。↓
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Posted at
2012/01/14 13:37:55