
もう何年前になるか覚えてませんが、ホームセンターでエアーコンプレッサーを買いました。
ノコギリやヤスリ、ラチェット、ジャッキ、タイヤのエアー調整に使っていますが、最近、どこからか「シュー」とエアーの漏れる音が聞こえる様になりました。
音を頼りに出処を探してみると、吐出口のカプラー(?)からでした。
まぁ、そこだけ取り替えれば良いだろうと思い、スパナで力一杯緩めようとしたところ、「メキッ」と嫌な音がしました。
その前に、コンプレッサーには、圧力計が2つ付いていて、画像の向かって左側が、タンク内の圧力、右側が、吐出口の圧力を示しています。
このコンプレッサーの場合、メーター値で、0.5Mpa(メガパスカル)以下に圧力が落ちると、モーターが動きだし、タンク内にエアーを圧縮して溜め込みます。
ちなみに、100ℓ/min(1分間に100ℓ)の圧縮空気を生産しますが、その際に、0.75kw(750w)の電力を使って、モーターが動きます。(起動時はもっと電力を食います)
そして、約0.7Mpa以上までタンク内の圧力が上がると、「プシュー…ン」とホース内の余分なエアーを抜いて待機状態になります。
この間、何も作業をしていない(エアーを消費していない)状態ならば、数十秒でエアーを充填しますが、作業中だと大抵の場合、100ℓ/min(1分間に100ℓ)の圧縮空気を生産するよりも、消費する方が多いので、どこかの時点でエアーが充填されるのを待つ事になります。
この時、タンク容量を増設しすぎていると、充填するのに時間がかかるので、増設も良し悪しですね。
モーターを複数使い、数百ℓ/minのエアーを生産できれば、タンクを増設しても良いだろうし、逆に、騒音が気にならない環境ならば、タンクなしでも良いかもしれません。
さて、話を戻しますが、「メキッ」っと音がしたのは、吐出口の根元の辺り、すなわち、吐出側の圧力計の根元でもあります。
ちなみに、この部分には、圧力を調整するノブが付いているので、本来はレギュレーターなのかもしれませんが、そのノブがイマイチ機能していない様なので、あえて、圧力計とだけ呼んでいます。
画像はその圧力計の横側、吐出用のカプラーがねじ込んであった部分です。
欠けてしまいました。
もちろん、エアーはダダ漏れです。
始めは「シュー」だった音が、「シュゴー」にパワーアップしてます。
まぁ、予備タンクを増設するのであれば、レギュレーターも必要かもしれませんが、タンクが1つだけしかないのであれば、圧力計も1つで充分です。
なので、ショートカットしました。
このカプラー、全方位にグルグル回るので、ホースをどっちに持って行っても追随してくれます。
Posted at 2014/02/26 22:30:56 | |
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