完成!サイドブレーキを検知して、エアコン「A/C」をOFF
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
昨日の続きです。
要約すると、サイドブレーキを引いた時に、エアコンの「A/C」スイッチを強制的にOFFにする事で、停車中のエンジンの唸りを止めたい。と言う事です。
昨日の段階では、まず、サイドブレーキを引いても降ろしても変化がなかった事と、サイドブレーキを引いた時にメーター内に表示される(!)が消えない事が課題として残りましたが、その原因となるのが、サイドブレーキを検知する線にかしめたリード線に流れるはずの電圧が低すぎるのではないかと考えたところで終了しました。
あ、(!)マークが消えないのは、サイドブレーキ線にかしめたコードがリレーを伝って、アースに落ちた結果でした。
2
さて、私もウッカリしてましたが、サイドブレーキ線はマイナスコントロールでした。
要するに、通常ではプラス側に付けるはずのスイッチがなく、代わりに、アースを落とす事で電装品を動作させる仕様の事です。
そこで思い出したのが、エーモンの出力変換ユニットです。(画像参照の事)
これは、アース(黒線)が落ちると、赤線から青線に向かって電流を流す装置です。
具体例としては、黒線を金属に接触させるたびに、ACCに繋いだ赤線を通って、青線の先にあるライト等の電装品が点灯し、黒線を金属から離すと消灯します。
3
で、最初に考えた仕様がこちら(画像参照)
始めに言っておくと、この画像の仕様は失敗例です。
サイドブレーキを引くと、ACCから出力変換ユニットを通って、5極リレーの青線へ電流が流れ、エアコンの「A/C」スイッチへ流れる電流が、リレー内の白線を通っていたのが、黄線を通る事になるのですが、結局、元に戻さなくてはならないので、白線と黄線を接合し、「A/C」スイッチに戻します。
結局、黄線の途中に付けたスイッチを経由したいがために、黄線に電流を流している様です。
4
上の仕様が、何か変だと気づき、考え方を改めたのがこちら。(画像参照)
ACCから2本コードを伸ばし、1本は出力変換ユニットの赤線へ。
もう1本は5極リレーの黄線に繋ぎます。
エアコンの「A/C」へ行く線をリレーの白線へ繋ぎ、リレーの赤線を「A/C」スイッチへ繋ぎます。
これで、リレーが動作していない時には、白線から赤線へ電流が流れ、リレーが動作すると、ACCからリレーの黄線を通り、赤線へ流れます。
リレーを動作させるには、サイドブレーキを引いた時に、出力変換ユニットの赤線に繋いだACCから青線に電流が流れ、リレーの青線を通ってコイルが着磁して、白線ー赤線から黄線ー赤線にスイッチします。
尚、ACCと黄線の間にスイッチを設けているので、サイドブレーキを引いた時に、スイッチをONにすれば、「A/C」が点灯し、OFFにすれば消灯するので、その時には、暖かい風が出てきます。
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画像は、サイドブレーキを検知するセンサー部です。
サイドブレーキを降ろすと、青色の矢印の先にある爪が、センサーとなるアースを切り離します。(オレンジ矢印部分)
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サイドブレーキを降ろした状態の画像です。
下の画像と見比べてみると良くわかると思いますが、アースが離れています。
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サイドブレーキを引いた状態です。
メーター内には(!)マークが点灯しています。
この状態になると、サイドブレーキが引いてあると検知します。
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オレンジ矢印がセンサー部です。
そこに繋がっているコードが、サイドブレーキを検知するための純正のコードで、ここがマイナスコントロールされています。
出力変換ユニットを取り付けたので、この純正のコードに出力変換ユニットから出ている黒線を延長し、エレクトロタップでかしめてあります。
余談ですが、DIYユーザーからたまに聞く話なんですが、「エレクトロタップは、接続不良が起こりやすいのか、誤作動が結構あるので、あまり使わない」と聞きますが、私はそう言う経験をした事がないです。
端子の両端からコードを差し込んで圧着する、圧着端子(でしたっけ?)は、かしめても抜けてしまう事が多々ありましたが、エレクトロタップはまず失敗はないです。
一番安心なのはギボシ端子ですけどね。w
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