先日のブレーキローターとパッド交換の時に見てしまったブレンボのピストンブーツの焦げが気になり、全部ばらしてオーバーホールしました。
1.ブレンボキャリパーをはずして、ブレーキラインをはずします。
ブレーキラインの端っこは、針金で吊って上を向けておきましたが、作業が終るまでにカップ麺の空き容器の3分の1位までブレーキオイルが漏れて溜まっていました。
2.キャリパーについているダスト等をさっと落としたうえで、バケツに洗剤をいれ、その中でキャリパーをブラシでゴシゴシ。
3.きれいになった所で、日なたで乾燥させました。
4.いよいよピストンを取ります。
事前にwebで調べておきましたが、エアガンがあると、作業が効率良くできるそうですが、そんなものはないので、写真のように、注射器と自転車の空気入れで、ブレーキラインの取り付け穴から空気をシコシコと入れると、ピストンが凄い勢いでポンッ!とでてきます。
ピストンが傷つかないように、ブレーキパット程度の厚さの木片で受けるようにしました。
ピストンが1個飛び出ると、そこからエアーが漏れるので、空気入れを相当な勢いでシコシコしないと、他のピストンがでません。
最後は、プライヤーにゴムをかぶせ、ピストンをはさんで抜き出しました。
この作業が一番時間がかかりました。
また、焦げ付いたピストンブーツは、溝からなかなか出なくて、これもかなり苦労しましたが、千枚通しのようなものがあれば、コツさえつかむと、簡単に取り出せることがラスト2個で体得しました。
ブレンボは2ポットで対向ピストンなので、フロント左右で8個のピストンがありますので、結構な作業になります。
5.カラッポになったキャリパーにブレーキクリーナーを吹きかけ、ウエス等できれいにします。
その後、少し乾燥させます。
6.いよいよピストンと、新しいブーツとキャリパー内のOリングを組み込みます。
各パーツにブレーキオイルを塗って、丁寧に組み上げます。
組み上げは、非常に簡単でした。
ピストンを一番奥まで押し込み、ブーツをキャリパーの溝に嵌め込んで完了です。
7.ブレンボの右フロントのピストンは、焼けて変色し、一部表面が変質していました。
やはり、伊那サーキットは、右フロントに大きな負荷がかかるんですね。
新品のピストンも用意しておけば良かった。
8.キャリパーにブレーキラインを組み付け、車に固定
9.エア抜き→日没サスペンデッド
こんなに時間が掛かるとは思ってもいませんでした。(日没のため翌日に持ち越し)
ブレーキペダルを踏み込んでも、ぜんぜんオイルがきません。
あっという間にオイルタンクのオイルがなくなるので、注意して頻繁に補充しながらエア抜きします。
最初に右フロントの手前側のエアブリーダからエア抜きを開始しましたが、なかなかオイルが来ないし、最初はオイルではないものが出てきました。(笑)
キャリパーの水洗いは、しっかり乾燥させましょう!
やはりエアガンがあると、水分も飛ばせるのでベターだと思います。
10.おしまい
なんか、カチッとした気がします!
右フロントは、次回はピストンも交換しよう。
今年最後の車いじりでした。
みなさん、良い年をお迎え下さい。
また来年も遊んでください!
パッと楽しくカーライフさんのダイハツ ハイゼットトラック カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/04/15 13:18:00 |
![]() |
黒猫Aさんのスバル レヴォーグ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2022/07/11 17:56:07 |
![]() |
COMTEC CB-R01 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2020/09/16 19:27:57 |
![]() |
![]() |
スバル インプレッサ WRX STI 派手さのないインプレッサ=GDB-G最終型のAラインです。 足回りとブレーキ以外はノーマ ... |