
バイクばかりではなく、たまには F i t ネタを。
実は自分のフィットには、この魔法の箱がついている。
これは通称サブコンと呼ばれるもので
たばこの箱でショートホープ位の大きさ。
フィットGD3仲間ではチョイと有名。
当時のLA-GD3 CBA-GD3 DBA-GD3は、排ガス規制に
合わせて(平成22年度 平成27年度 二つ★以上)
それぞれ純正のエンジンコンピューターが用意されていた。
実はこの排ガス規制がパワーアップにはクセモノで
本来ある車の性能を限りなくおさえて環境を優先しようと年々厳しくなっている。
いよいよ時代はハイブリッドや電気自動車などに移行し
世界のメーカーがこぞって開発を続けている。
地球温暖化、京都議定書に沿った行政の一環にも見受けられる。
話をフィットに戻すが、近年の厳しい排ガス規制をクリアーするためには
もはや、マフラーの触媒だけでは浄化できず燃焼方式にもこだわるようになった。
極力ガソリンを効率よく燃焼させ有害ガスを出さないよう各メーカーも
躍起になって取り組んでおり日産のリーンバーンを皮切りに希薄燃焼の
エンジンを開発してこぞって低燃費、低排出ガスのPR合戦となっていた。
理論的にはこの燃焼をさらにきめ細かく制御させるように排ガス規制に合わせてエンジン
コンピューターのセッテイングがなされており、希薄燃焼のためにガソリンの
噴射量、点火時期、を算出するために外気温度や湿度、ハイオクやレギュラーなども瞬時に判別し正確なデーターがはじき出されることによりエンジンが作動している。
ガソリンエンジンが動くためには
(空気+ガソリン)混合気→点火→燃焼→圧縮→爆発→排気
といった行程が必要であり、混合気を薄くして圧縮を低くおさえて爆発させる。
こうすると、当然ガソリンの量は少なくて済むし
この状態で排出された排気ガスはクリーンになる。(空燃比14:7)
さらにフィットで言えば、希薄の混合気をエンジンの温度を出来るだけ高い状態で
燃焼させる方法をとっており(実際92℃にならないと電動ファンは回らない)
こうすることによってさらに効率よく燃焼し車を動かすことが出来る構造になっている。
実は希薄燃焼=トルクの低下+パワー不足の図式に。
他メーカーも今の現行車はほとんどがこの方式が主流ではないのだろうか?
また純正のエンジンコンピューターはどうして希薄で燃焼せよとの信号を送り出せるのだろうか?
これは、排気ガスは温度が高ければ高いほど有害なガスとなるためで
逆に排気温度を低く出来ればクリーンになるということに。
つまり、排気ガスの温度を検知するセンサーが触媒についており、
ラムダセンサー、もしくはO2センサーなどと呼ばれている。
このセンサーから信号をキャツチして排気温度を高めないように
コンピューターが燃料や点火時期を制御しているためである。
しかもこのフィツトのコンピューターは車両個体の環境の変化などにより、
これらに擬似信号が入ると自動的にフィードバックしようとする機能があり、
特にフィツトに関してはこのフィードバック機能が強力に働くようになっているらしい。
よってエアクリーナーを変え~マフラーも変え、
一瞬パワーがあがったようになるのだが
(変えたことにより空燃比が変化するため高い圧縮が発生→パワーアップになる)
しばらく走行しているともとの希薄燃焼にもどってしまう。
つまり希薄燃焼のままカスタムしたエアクリーナーとマフラーで走行しているので
実はノーマルの出力と大差ないことに。
(吸気音やマフラーの音に錯覚して意外と気づいていない人が多いでしょうか)
結局のところ、空燃比(12:7~13:1ぐらい)を保ったままなら
理論上は実馬力で40PSぐらいのパワーアップが可能らしくL15Aエンジンは
それだけのポテンシャルを秘めているエンジンの様で
フィツトNAチューンでのカギを握る部分である。
この箱はこの純正エンジンコンピューターのフィードバック機能に
別なデーターを割り込ませ濃い空燃比を保てる優れもののサブコンである。
GDフィットのエンジンコンピューターはかつての主流だったマスクタイプのROMにより
コーディングが出来ないにためエンジンコンピューターにXハーネスで
サブコンを割り込ませデーターを送り込む必要があるわけ。
ちなみにGEフィットにはサブコンは必要なくエンジンコンピューターのコーディングができるようになっている。
零1000さんやHKSさん、JSさんもほぼフルコンで発売しており、過給器にも対応しているらしいのでで、カスタムの内容次第で応用が効くため細かいセッティングが可能となっている。
パワー(実馬力)に関しては駆動系の種類でも差が大きくあることがわかってきたので。
このへんの記載の続きは次の機会に。
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Posted at
2011/04/03 23:24:08