差し色。

今日は朝から和装で出かけます。








今年最後の勉強会ということで先輩先生方揃い踏んでで超キンチョー(したふりしとこっと)。






茶道は物心ついたころから祖母に叩き込まれ、

それなのにふすまを足で開けるようなお転婆で、

定石に逆らいたい思いをふつふつたぎらせる、

そんな私が支度役をたまわりました。






私の連歌の師匠は仰いました。


『アートと芸術の違いはなんですか？』

『伝統だ。』





掃除機を吊り下げた展示物とゴッホの農夫の靴を同じ物差しで測っても仕方ないとは思うけれど。

全くの別物ではないと思うのだけどな。





ただ目新しいことをしていれば注目はされるけれど、
能にしても茶にしても、型、を通して初めて体現される世界があって、
でもそれは叩き込まれる型なしではそのベースなしでは評価されないもので、

型をやればやるほどその型というものの奥行きとわが身の浅さを痛感するもので。



一生涯、試行錯誤なのだと思えば。





遊ばせていただける範囲で遊んでいきたい。








早朝から茶席の準備に参ります。



あらかたの道筋は決まっているのですが、

今回席のぷろでゅーすを賜ったもので、

ただですませでおれようか。






ほら、

誰かも言ってたじゃないですか。



古池や。









L1070458 posted by (C)ふろいらいん



花器の隙間からこんにちはさせてやろうかと思っています。






殺されるかも。