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2011年09月24日 イイね!

ある晴れた日に。





先日、ドライブの時に聴いた曲。


マリア・カラスの、『ある晴れた日に』



これは、イタリアで初演されたプッチーニのオペラ、

『蝶々夫人』のなかのものでした。




どうも、『蝶々夫人』と、『椿姫』が、

頭の中でごっちゃになっています・・・・


どちらも、ヒロインが相手と幸せになれず死んでしまう悲劇なんですが。




『蝶々夫人』

舞台は明治期の長崎、

そしてヒロインの蝶々さんは、当時15歳の芸者さん。という設定。




 ※アメリカ人海軍士官ピンカートンにに騙されて弄ばれた挙句に捨てられ、
  自殺する気の毒な大和撫子の話。

   【出典:Wikipwdia】↑こう書くとひどい・・・




異国情緒あふれる作品を数々残すプッチーニの、日本を舞台にした作品。

とちゅうに日本の歌「さくらさくら」や「君が代」などが聴きとれます。




この、ある晴れた日に、は、

ピンカートンに捨てられた蝶々夫人が、彼が帰ってくるという希望を切に歌ったもの。







訳は以下の通り。


ある晴れた日、
海の彼方にひとすじの煙が上がるのが見えるでしょう。
やがて船が姿を見せます。
その真っ白い船は港に入り、礼砲を轟かせます。
見える? あの人がいらしたわ!
でも私は迎えには行かないわ。行かないの。
あそこの丘の端に立って待つわ、長い時間。
長い時間待ってもなんともないわ。
すると・・・人々の群れから離れ
小さな点のように見えるひとりの人が
丘に向かって来るわ。

誰でしょう、誰かしら。
どんなふうにして着いたのかしら。
なんと言うでしょう。なんて言うかしら。
遠くから 「蝶々さん」 と呼ぶでしょう。
でも私は返事をしないで、隠れているわ。
それはちょっとはいたずらでもあるし、
久しぶりに会うので喜びに死んでしまわないためでもあるのよ。
それであの人は少しばかり心を傷めて呼ぶでしょう。呼ぶわ。
「かわいい妻よ、美女桜の香りよ」
これはあの人が来た時私につけてくれた名前なの。

すっかりこのとおりになるのよ、約束するわ。
あなたは心配していればいいわ。
私はかたく信じて、あの人を待ってます。






一方、

『椿姫』

イタリア・ヴェネツィアで初演されたヴェルディのオペラ。

舞台はパリの社交界から始まり、

ヒロインは高級娼婦のヴィオレッタ。


享楽的な生活をしていた娼婦のヒロインが、田舎のおぼっちゃまに求愛され、

その世界から足を洗うようにと言われ、一緒に生活を始めるが、

その彼のお父様に仲を引き裂かれ、ヒロインは病に伏し亡くなってしまうというもの。









身分違いの恋、というのは、悲劇のテーマになることが多いけれど、

実際舞台を見に行っていたころは、

その登場人物に共感するというよりも、

舞台自体の華やかさや音楽の美しさに魅入られていました・・・。





祖父によくオペラに連れて行ってもらってましたが、

内容的には分からないまま見ていたもので・・・。




備忘録がてら残しときまーす^^


Posted at 2011/09/24 10:43:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記
2011年09月21日 イイね!

私の小さいころ【barbara:mon enfance】




バルバラの歌詞の翻訳をしています。





【歌詞本文】



Pour ne plus, jamais plus, vous parler de la pluie,
Plus jamais du ciel lourd, jamais des matins gris,
Je suis sortie des brumes et je me suis enfuie,
Sous des ciels plus légers, pays de paradis,
Oh, que j'aurais voulu vous ramener ce soir,
Des mers en furie, des musiques barbares,
Des chants heureux, des rires qui résonnent bizarres,
Et vous feraient le bruit d'un heureux tintamarre,
Des coquillages blancs et des cailloux salés,
Qui roulent sous les vagues, mille fois ramenés,
Des rouges éclatants, des soleils éclatés,
Dont le feu brûlerait d'éternels étés,

Mais j'ai tout essayé,
J'ai fait semblant de croire,
Et je reviens de loin,
Et mon soleil est noir,
Mais j'ai tout essayé,
Et vous pouvez me croire,
Je reviens fatiguée,
Et j'ai le désespoir,
Légère, si légère, j'allais court vêtue,
Je faisais mon affaire du premier venu,
Et c'était le repos, l'heure de nonchalance,
A bouche que veux-tu, et j'entrais dans la danse,
J'ai appris le banjo sur des airs de guitare,
J'ai frissonné du dos, j'ai oublié Mozart,
Enfin j'allais pouvoir enfin vous revenir,
Avec l'œil alangui, vague de souvenirs,
Et j'étais l'ouragan et la rage de vivre,
Et j'étais le torrent et la force de vivre,
J'ai aimé, j'ai brûlé, rattrapé mon retard,
Que la vie était belle et folle mon histoire,
Mais la terre s'est ouverte,
Là-bas, quelque part,
Mais la terre s'est ouverte,
Et le soleil est noir,
Des hommes sont murés,
Tout là-bas, quelque part,
Les hommes sont murés,
Et c'est le désespoir,
J'ai conjuré le sort, j'ai recherché l'oubli,
J'ai refusé la mort, j'ai rejeté l'ennui,
Et j'ai serré les poings pour m'ordonner de croire,
Que la vie était belle, fascinant le hasard,
Qui me menait ici, ailleurs ou autre part,
Où la fleur était rouge, où le sable était blond,
Où le bruit de la mer était une chanson,
Oui, le bruit de la mer était une chanson,
Mais un enfant est mort,
Là-bas, quelque part,
Mais un enfant est mort,
Et le soleil est noir,
J'entends le glas qui sonne,
Tout là-bas, quelque part,
J'entends le glas sonner,
Et c'est le désespoir,
Je ne ramène rien, je suis écartelée,
Je vous reviens ce soir, le cœur égratigné,
Car, de les regarder, de les entendre vivre,
Avec eux j'ai eu mal, avec aux j'étais ivre,
Je ne ramène rien, je reviens solitaire,
Du bout de ce voyage au-delà des frontières,
Est-il un coin de terre où rien ne se déchire,
Et que faut-il donc faire, pouvez-vous me le dire,
S'il faut aller plus loin pour effacer vos larmes,
Et si je pouvais, seule, faire taire les armes,
Je jure que, demain, je reprends l'aventure,
Pour que cessent à jamais toutes ces déchirures,
Je veux bien essayer,
Et je veux bien y croire,
Mais je suis fatiguée,
Et mon soleil est noir,
Pardon de vous le dire,
Mais je reviens ce soir,
Le cœur égratigné,
Et j'ai le désespoir,
Le cœur égratigné,
Et j'ai le désespoir...









【訳】





正しい選択ではなかった

はるか彼方に

忘れ去ったこの街へ

子供時代の街へ

私は帰ってきた




正しい選択ではなかったのだ

静寂が

小さな丘の斜面に

青や灰色の影をおとすのを

もう一度見たい

そう望んだのは



昔のままに今も

その丘の斜面に

木々がそびえたっているのは

私の耳に大きな雑音を与える

こめかみをひりひりさせながら

私は歩いていた


雑音という名の過去からの声は

歩いても歩いても

ついてくる



歩いても歩いても

ついてくる


歩きつかれて

樹の幹に腰掛けると

耳ではなく鼻腔に

懐かしさが流れ込んできた



気がつけば

私は泣いていた

はらはら

涙を流れるままにして

私は泣いていた




私は

あらわにした背中を

樹に沿わした

昔の子供時代の頃のように


樹は

私に力をくれた

昔の子供時代の頃のように


そして私は祈っていたのだろう

そっと目を閉じ

祈っていた


私の中に

まだ子供の頃のような

純粋さが

残っていることを





夜が来る前に





暗黒が来る前に

私はあの庭が見たいと思った


あの

はしゃぎまわった

ジャン、クロード、ジレーヌ、

そしてジャン

彼らの声が響き渡る

あの薔薇の園



薔薇だけではない

強烈なサルビア

通りにはダリアがあった

そう

そしてあそこには井戸も


湧き上がる

湧き上がる


過去の記憶



ああ、ここには

すべてがあった


すべてはそろっていた








戦争は私をここに追いやった

私だけではない

家族も誰もみんな

みんなが不幸に追いやられた



法は私たちを見放し

しかしそれは

楽しくはなくとも

けして嫌なことではなく



それよりも

苦しいのです

私の年月

もう取り返せない

私の太陽

私の春

私の15歳




私は知ってしまった



ここにはそれが

すべてが残っていることを




ああ、

青い胡桃の実のにおい

くろいちごの赤いにおい


なんで残っているの


なんですべて残っているの







.



いけない

引き戻されてはいけない


こんなにおいの充満した

子供時代の思い出に

輝けるはずの

子供時代の思い出に





だって




子供時代は最悪だった


子供時代は最悪だった




子供時代の思い出は

私たち家族を

ふたたび不幸に追いやってしまう



戻ってはいけない





お母さん

大好きなお母さん


あなたはどこにいらっしゃるの?


土の中で

眠っていらっしゃるの?



私はここにやってきたのよ

あなたの笑顔

あなたの青春

あなたのおことば


それを探しにやってきて




そして私は

悲しみにくれているのです




どうして

私はやってきてしまったのでしょうか



悲しいこの場所

楽しかったこの場所

すべてが残っている

この場所





一人ぼっちで

もう暗くなり始める

ひとりぼっちの

この場所に



寒いです


怖いです




ここにはすべてが

あなたとともに

眠っているのです





正しい選択ではなかった


ここにはすべてが残っているのです















以上、意訳です。






************

Posted at 2011/09/21 20:34:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 文書保管庫 | 音楽/映画/テレビ
2011年09月17日 イイね!

広島。

先日は、広島に出張でした。


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IMG_6981 posted by (C)freurein


時間ができて、初めて原爆ドーム・平和公園へ行きました。


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IMG_6912 posted by (C)freurein


修学旅行生や遠足の小学生がいましたが、

私は修学旅行では、京都奈良・東京・九州に行ったので、

広島を散策することは今までなかったです。






仕事で何度も訪れてはいるものの、原爆ドームには行かなかったのでした。


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IMG_6886 posted by (C)freurein

秋といってもまだ暑い日、

空は真青で。




ベンチに腰掛けて一休みしていると、

感じのよいお髭の方が話しかけてきてくれました。




「原爆ドームは、年々小さくなっていくように見える、

 歳をとったんだな、わたしも、あれも」




十のころにここで被爆し、それから東京に引っ越し、そしてまた、

この地に帰ってきたという彼は、

丸めた背中をちょっとふるわせて懐から煙草を出してのんでいました。

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IMG_6904 posted by (C)freurein


平和記念公園から見る原爆ドームは、ビルに挟まれて窮屈そうにしていました。



猛烈な爆風によって粉々になった街に残ったそれを知る、彼は、

原爆ドームとともに加齢して、そしてこうして話しかけてくる・・・。




資料館にある、投下後の写真の光景は、三月四月の石巻の光景を彷彿とさせました。

瓦礫と、瓦礫をよけて作られた道と、かろうじて残る鉄筋建築物。



暑かった広島。

寒かった石巻。




当時の写真には、小学校や病院の壁、瓦に書かれた安否を知らせる走り書き、

ああ、避難所にも同じものがあった。


何十年たっても、ひとがしていることは同じ、

家族や知人に安否を何とか知らせたい、そして知りたい。



その焼けつくような思いは、加齢するのか・・・。


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IMG_6900 posted by (C)freurein


「ここからなんです。

 避難所がなくなり、個別に被災者が生活を始めた今から、

 本当のケアは、ひとの声かけや支援が生きてくるのは、

 これからが本番なんです。」




半年、まだ半年。



どこか、もう済んでしまったことのようになっている世の中に、

いまPTSDに苦しむ人がいて、

いま元の生活を求める人がいて、


でも、元に戻ることができないということ。



消すことができない現実。



それに向き合って生きなければならないひとがいることに、

目をそむけないで。




そんなことを、思う、広島でした。



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IMG_6898 posted by (C)freurein




Posted at 2011/09/17 03:11:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記
2011年09月16日 イイね!

お月さん。





ちょっと、遅いですが、

先日の満月の写真を。



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IMG_6809 posted by (C)freurein


夜は曇りがちで、スッキリした月は見れませんでしたが、

雲があるのもまた、雰囲気があってよかったです。



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IMG_6826 posted by (C)freurein



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IMG_6854 posted by (C)freurein





京都の月見団子は、まんまるじゃない。

ずっと住んでいたのに、そんなことを今年初めて知りました。



IMG_6860
IMG_6860 posted by (C)freurein



涙形の団子に、こしあんがぽってり乗っています。


団子が月で、あんこが雲だとか。



つるぴかの満月ばかりが名月ではない、ということでしょうか^^


じゃ、今年の月だってよかったんじゃないかな^^



つるぴかも、撮りましたが^^

明け方に。

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IMG_6853 posted by (C)freurein



有明の月も。



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IMG_6865 posted by (C)freurein





次の満月は、後の月、十三夜、

10月9日です^^

Posted at 2011/09/16 11:02:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記
2011年09月12日 イイね!

中秋の名月。


今年の中秋の名月は、9月12日の晩。

今晩です。




昨晩は、帰宅してから、ちょっと左上が欠けた月を撮りました。



IMG_6786
IMG_6786 posted by (C)freurein


月々に月見見る月は多けれど、月見る月はこの月の月


などと詠われるように、

この旧暦八月十五日、今の暦で今年の九月十二日の月は、一年で一番美しいとされます。


毎年この日に完全に満月になることはないそうですが、今年は満月だそう。








実家のある福井県では、この日にだんごじゃなくて、芋を煮たものを食します。


中秋の名月を、別名芋名月なんていうんです。


芋は、サトイモです。丸っこくてだんごみたい^^


まず、お酒をお供えして、そのあとに自分たちも酒宴を、というスタイル。



農耕地帯ならではのものではないでしょうか。

収穫に感謝する、あるいは無事収穫できることを祈る日なんでしょう。


この日くらいに、稲刈りなども行われます。




そして、ひと月後の十月の満月に、もう一度月見をします。

旧暦九月十五日。


これを、後の月といって、中秋の名月とワンセット、

片方だけ月見することはあまり好まれません。



もしかしたら・・・・・


今月に収穫の無事を祈願し、

来月に収穫に感謝する、

ということなのかもしれません^^


Posted at 2011/09/12 11:02:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記

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