ある家庭の話。。。その四

ある家庭の話

　畑田んぼの作業に勤しんでいた息子たち、水をやらなきゃと水源の山に行きました。
すると、なにやら某大陸国の言葉で書かれた看板を見つけます。
　某大陸国につき、立ち入りを禁ず。

えっ？うちの水源じゃん(・・;)と戸惑う息子たちの側に某大陸国の言葉を話す人達が近寄って来ました。
その中に、日本語の解る方がいて話します。
大丈夫、まだ水は使ってていいよ。
と(・・;)
そっかと息子たちは田畑に戻りましたが、周囲を見回すと某大陸国の看板の立つ田畑も増えていることに気づきました。

家に帰り、お父とお母さんに伝えました。
お父さんは、そっか最近欲しいと言うので少し分けてあげたんだと言い、お母さんは、親戚筋からの頼みだからねぇと言いました。

息子たちは小さい頃の事を、思い出しました。

家族旅行と言う事で、台◯に行ったことがありました。
そこでは、お母さんの遠縁と言う家に泊めてもらい、大歓迎を受けたのです。

息子たちは、思い出した事をお母さんに聞きました。
昔家族旅行に行ったのは、台◯の遠縁のお家だったよね？と

お母さんは答えます。
台◯の遠縁は某大陸国の出身に決まってるじゃん。

息子たちは、少し戸惑いました。
だって台◯と某大陸国は仲が悪いと聞いていたからです。

お母さんの秘密が少しづつ解って来たような気がしました。