YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD08
注)過去のインプレです。
ヨコハマタイヤ アドバンネオバAD08のインプレッション
装着日 2009.2.15
テスト日 2.16 22:00~24:00 気温3℃ DRY
車両 ホンダシビックタイプR(FD2)2007年型
空気圧 F 2.0 R 2.0
タイヤサイズ 225/40-18
ホイール RAYS TE37 18インチ 7.5J OFF SET +48
ヨコハマから2月に販売開始になったアドバンネオバAD08を購入。テストした。前作のAD07は履いたことが無いので、比較対照はヨコハマのアドバンスポーツと純正のブリヂストンのポテンザRE070とした。
まず、履いた直後の感想だが、乗り心地が良い。それと変な粘りが無く、車が軽く感じる。
タイヤの回転抵抗をあまり感じずスーッと進む。エンジンブレーキ使用時には特に感じる。
しかし、ハンドルには剛性感としっとりした感触があるので街中を走っているだけでも快適で楽しい。これは重要なことだ。対局の存在はRE070で、グリップ力はあるが硬くたわまないタイヤはレスポンスという意味でも実は早くは無く、乗り心地は劣悪である。ただ、その剛性とグリップはサーキット走行では魅力的で、そういう場面ではレスポンスも良いのだが、流れ出しはやや唐突だと感じた。話をAD08に戻すとAD08は剛性の高いシャーシーしなやかな足回りの車のようでレスポンスが早く、コントロールがしやすい。直進性も高レベルで路面の変化もマイルドに伝えてくる。高速で横浜町田ICから御殿場へ向かったが大井松田を過ぎて高速カーブの多い右ルートへ入っても安心感がある。この安心感はこのタイヤのしなやかさから来るものだろう。御殿場で高速を降り、箱根のワインディングに向かう。路面は凍っている箇所もあるかもしれない。少し押さえたペースで走り始めたが、すぐにペースは上がった。このタイヤには高揚感があるのだ。この高揚感は同社のアドバンスポーツよりも強く、他社ではダンロップのスポーツタイヤ(W10以降履いてないが)だろうか。私の車はジムカーナN車両規定(改造範囲は比較的少ない)のシビックで足回りはオーリンズのジムカーナ用を装着している。街乗り(F11段、R15段)で走り始めたが、グリップが高い為、減速でリアが浮き気味となる。不安定まではいかないが、前後とも2段硬くした(F9段、R13段)。因みにジムカーナの時はF5段、R9段で使用している(ポテンザRE070使用時)。いずれにしてもそのグリップ力は強力で、急発進、急ブレーキを繰り返したぐらいではタイヤはロックしない。しかしこのタイヤの本当の良さはハンドル切り始めのしっとりとした感触だと思う。安心して自信を持って切り込める感触は、タイヤの荷重変化を正確に伝えてくれるので限界が解りやすい。またオーバースピードでコーナーに進入してもコンマ5秒位の余裕をくれる。
まとめとしては乗り心地も良く、しっとりしたフィーリングを伴った扱いやすさがあるが、相当にハイポテンシャルなタイヤと言える。特に足の固い車にはお勧めする。跳ねないし、横っとびすることも大幅に減り、その分踏めるからだ。
日時:2月28日(土)23:00 気温2℃ DRY
空気圧 F2.0 R2.0
セッティング F5 R9 (ジムカーナ実戦用 段数)
経路 箱根ターンパイク~芦ノ湖~乙女峠~長尾峠~乙女峠~御殿場IC~横浜町田
箱根でのテスト2回目。前回テストで縦方向のグリップが良いのとターンインのし易さは確認できている。今回は足回りをこのタイヤに合わせて煮詰めていこう。前回街乗りセッティングから2段固くしたわけだが、このタイヤにはもっと固めが合いそうだ。そこで一挙にジムカーナ本番用のF5R9でターンパイクを走り始めた。結果的にはネガティブな現象は一つも出ない。接地感は良く、跳ねもない。もっとバネが固くても良い位だ。
このタイヤはソフトタッチのSタイヤと言えるくらいグリップする。アンダーが出ることは1度もなく、またオーバーにもならない。オンザレールで走れるのだが、このセッティングでもリアはむずがるので、キャンバーを起こす方向で見直す必要はあると思う。現実にリアタイヤの外側はほとんど接地せず、温度も冷たいままだった。(内側は温まった位)
また長尾峠でテストした際、ハンドリングはかなり軽く感じた。もっとベタッとしたフィーリングの方が好みだが、グリップはここでも問題ない。LSDはもっと早めに利いた方が良いかも。今後は1.5WAYに変えるか?ヘアピンの進入では少しだけ気難しさも見せた。それはグリップが高いことでの難しさだ。ターンインはそっと行い、出口に向いたら
アクセルを踏み込む基本通りの走りがベスト。グリップまかせでも走れるがコーナー後半でLSDの予期しないロックがある場合があり姿勢が乱れることがあった。これらはオーバースピード気味でコーナーに入った為に起こりがちなので、タイヤのグリップをどこで使うかは考える必要がある。理想はLSDを利かせ、フロントを巻き込みながらリアが外側に少しはらむことだ。現状では次の点で難しいと感じる。
①ターンイン時、リアをもう少し落ち着かせたい。
②LSDの利きをもっと早くしたい。
③リアはターンインと同時に少しだけスライドしてほしいがバネの初期
応答が悪く、ロールになっている。
④車両バランスとして前からつんのめる様な犬ション走りっぽくなってい
る。
これらは実際のジムカーナでの本番の走りが最優先される為、現状では判断しにくいが、タイヤだけでこれほどまで変わるとは・・・いけるか。
PS いけてません(泣)。腕の勝負ですからね、所詮!
PS2 ネオバに限らずヨコハマのタイヤは意図的にサイドの剛性を落としているようです。この事はタイヤのトレッド面の変化に繋がりますが、逆に僅かな入力から受け止めてくれ、跳ねない、断続的なグリップとならない等の乗り易さとなっているようです。ですからターンインの時は優しく切り始める方が性能を引き出しやすいですね。窒素を高めに入れるのは本当に有効ですからお試しあそばせ!
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