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2021年03月11日 イイね!

東日本大震災から10年

今日で東日本大震災から10年を迎えました。
多くを語るまでも無く、まだ復興の道半ばですし、未だ多くの方がご苦労をされています。

私は新聞を購読してませんが、この日だけは買っているので、この10年を新聞で振り返りましょう。



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いろんな事がありましたが、小さな事でも出来る支援を続ける事と、いつか必ず来るであろう震災に備える事をしていきたいです。








Posted at 2021/03/11 23:52:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年03月10日 イイね!

こころ旅 ~相馬ポニー牧場と福島県鹿島町~

こころ旅 ~相馬ポニー牧場と福島県鹿島町~東日本大震災から明日で10年になるのを前に、忘れないうちにブログを書いておこう。

先のブログで、日航機墜落事故を福島県に居た時に経験したと書きましたが、私の少年期の短い時間だけど忘れない場所、それが福島県相馬郡鹿島町にありました。

2017年11月、出張で東北へ行く機会がありました。
私はずっと行きたいと思っていながら、行けなかった鹿島町へ立ち寄りたいと思い、新幹線ではなく社用車で出張へ出ました。

常磐道をひた走ります。

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いわきを過ぎ、福島原発が近くなるにつれてだんだん震災を思う表示が出ます。
この区域にしか無いであろう放射線量計

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遠くに見えるのは福島原発でしょうか。

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放射線量も高く、停車は出来ません。

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見える風景は期間困難地域、誰一人と住んでいません。

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そして高速を降りる南相馬ICが近づきます。

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高速を降りて、JR常磐線の鹿島駅(原ノ町駅のひとつ仙台寄り)へ。

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昭和60年に住んでいた当時と変わっていないようです。

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長いホームだけど、当時走っていた普通列車は急行型455系の3両編成とかでしたね。

今の時刻表。

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駅前から伸びる道路。寂しい感じ。

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この後、海岸沿いへ行きました。

遠くへ見えるのは原ノ町の火力発電所でしょうか。

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ワイドに写真を撮るとこんな感じ。
防波堤が整備されたのは津波の後でしょうね。

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海岸沿いから阿武隈の山並みを見る。

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この辺りも津波が押し寄せたところですね。

海岸を後にし、ここからが本当に「こころ旅」となります。

通っていた上真野小学校はどうなっているのだろう?と思い、まずは学校へ。

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何も変わってなかった。通っていた校舎はそのままです。
この学校、廊下が石で打たれていて、雑巾がけの代わりにデッキブラシの頭をもって擦る掃除だったはず。

路地を入り、グラウンド側へ行ってみる。

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耐震補強とかされてますが、あの頃と変わらないのが懐かしい。

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校舎の右側の木に「明六の松」という松の木があったのですが、これもまだ健在のようです。

学校の道を挟んだところにある商店。

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看板にある電話番号は「電話三番」だけです。何十年も前の建物ですね。

そして学校の横にあった「かなぐつや」さん。

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まだあったんだ、かなぐつや。
ここで文房具とか買ったっけ。
鉛筆を削る小さなナイフなんてのも買ったっけ。

学校を後にし、住んでいた場所へ。
そう、「相馬ポニー牧場」が私の住んでいた場所。
学校からバスで4kmほど山の方へ行き、そこから2kmくらい歩いていくところ。

記憶を頼って道を走ります。

ここでも立ち寄りたい場所が。

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栃窪簡易郵便局。

この建物がとにかく立派だったのを覚えています。
丁度工事中だったのは残念ですが。。。

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ここはバス停があるのですが、その時刻表。

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私が通っていた頃も駅に行くのは朝2本、昼1本、夕方6時が終バスだったかな?
福島交通の路線ですが、小学生(3年生までがバス通学だった)のための路線ですね。

更に牧場へ向けて走ります。

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県道を左折して山へ向かいます。
この道、今はちゃんと広くなってますが、当時は幅5mくらいの農道だったような気がします。

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少し走って真野川を渡る。

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橋もすっかり綺麗になっていますが、この橋から見る景色は変わっていません。

そして道も広くなっていますが、この上り坂!

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当時「心臓破りの坂」なんて言ってましたが、本当に自転車で上るのは大変でした。

そして今回の目的地である「相馬ポニー牧場」へ到着。

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そう、看板からも分かる通り、もう牧場は無くなっているんです。

誰も居ないかと思ったら、理事長さんが当時住んでいた家に人が住んでいるようです。

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住宅に声を掛けたら、年配の女性がいらっしゃいました。
その方に話をしました。
私は当時国内牧場留学というものに参加し、ここに住んでいた事。
震災以降、気になりながらも来られなかった事。

女性は、
ここが閉鎖された後に借りて住んでいる事。
たまに私と同じくここに昔住んでいたという方が来ますよ、という事。
を教えてくれました。

私は許可をもらい、施設の中へ入りました。

ここは第一馬場と言ったかな?

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第一馬場と第二馬場。

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そこを上に上がると、当時の子供たちが住んでいた住居もありました。

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馬房の裏側。ここでポニーの手入れをしているときに蹴られて病院へ連れていってもらったっけ。

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馬房の正面。

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馬房の正面は広場で、食堂があったっけ。

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下に降りると、風呂があった建物もあります。

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この建物の壁(外側)にボイラーがあって、薪や石炭でお風呂を沸かしたっけ。

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建物の正面。私は年少者だったので、この2回で寝ていた記憶があります。

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建物の裏には小川が流れていましたね。

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建物の2階から。

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皆が寝泊まりしていた建物。

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もう完全に廃墟です。

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この看板は私が居た時にあったかな?

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馬房から第一馬場への道。

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一通り見学をし、もう一度女性に挨拶をしに家へ。
家の前は紅葉が綺麗でした。

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犬もおとなしく、なついてきました。

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女性は教えてくれました。
「この下の方に石川さんという方が住んでいますよ」と。
「ここの開設から居たから、ここの建物を建てたりしたんだよ」って。

急に思い出して来ました。
石川さん。。。ゴエさん?ゴエさんの事か!
当時働いていたスタッフの石川さん、「石川五右衛門」でゴエさん。

懐かしい、本当に懐かしい。
ヒロさん、ゴエさん、イモねぇ、クマちゃん、マメ・・・いろんなスタッフさんがいて、小学3年で姉と一緒に親元離れての集団生活。
ほんの僅かの時間でしたが、強烈な印象となって残っています。

あれから36年が過ぎるけど、やはり思い出すものがありますね。

出張の途中で時間が無かったので、そのままポニー牧場を後にしました。
ゴエさんに会えなかったのは残念ですが、お元気にされているようで良かったです。

道を下り、少し近くを立ち寄り。

ここにあったバス停から学校へ行ってましたが、バス停のところに町工場があったはず。
確か鋳物を作っていたのを見せてもらいました。
その裏に学校みたいのがあったはずなんですが・・・ありました!

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ビニールハウスのように見えるけど、裏側の建物は分校です。
正面の門が小さいながら学校です。
栃窪分校だったのはここかな?

道路から牧場のある山の方を見る。

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何も変わっていない山々、すぐ隣は飯館村で、原発事故で全村避難などされた場所のはずなのに。

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次に相馬へ行けるのはいつの日か分かりませんが、今回訪れる事が出来て本当に良かったです。

後日、ネットで調べました。

私が参加した牧場留学、そのスタッフのヒロさんは郷里に戻られ牧場を作られた事、そして志半ばで帰らぬ人となった事。
ヒロさんの遺志を継いで、活動が続いている事。

ハーモニィカレッジ

ハーモニィカレッジ15周年記念祭

明日で東日本大震災から10年、私にとっては僅かな時間を過ごした福島とポニー牧場ですが、復興や活動が続いていく事を願ってやみません。
Posted at 2021/03/10 22:37:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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