今回のツインタンク化での色々。
基本的にインジェクション車はツインタンク化を想定された居ないようです。(当然?
web上ではインジェクション車への施工例は見つかりませんでした。
依って、主にインジェクション車に取り付ける時の注意点です。
注意点と云うか、情報の少し位の足しです。
余り参考にはなりませんが。
<取り付け>
①ウォッシャータンクステーの移設が必要。
:通常、タイヤハウスに溶接されているので、切り取りが必要。
②ウォッシャーラインの取り廻しには工夫が必要。
:タンク上部に引き回すと、ウォッシャーの圧が低下して全然意味をなさない。(現在進行形。
*取り付けはお店におまかせして、非常に奇麗に遣って頂けました。
<配管>
③フィッティングキットに入っている配管はキャブ車を想定している。
:キャブ車では付属の配管で両タンク下部を繋ぎ、配管途中にあるポートを行きのラインに繋げて、両タンクの燃料を合流させてエンジンに送っている。

*左右を合わせる為に上下反転しています。
④インジェクション車のガソリンタンクには下部にポートは無い。
:インジェクション車はイン・タンク式のポンプの為。
⑤配管をキャブ車の様に行きのラインに噛ませても、左から右へ行くだけ。
:逆止弁を噛ませれば変わるかも?(未試。
⑥配管を帰りのラインに噛ませただけでは、左から右へ流れる。
:サイフォンの原理では水位が同じになった時点で流出入は止まる筈だが。推そらく帰りラインの圧力が変な方向に力を加えてしまっているのだと考えられる。
⑦インジェクション車の燃料帰りラインはエンジンからの圧だけで燃料を輸送している。
:帰りライン末端(ポンプに付いてる)は只の筒。ポンプで引いている訳ではない。
⑧チャコールキャニスターへのラインの接続も必要。
:タンク上部にあるニップルはガス抜き用。左はチェックバルブを介してチャコールキャニスターへ行っている。チェックバルブ前で左のラインに噛ませてある。
<<現状>>
・帰りのラインに右からのラインを噛ませている。
・配管は付属物を用いずに燃料ホースで作っている。
・右からのラインに逆止弁を設けて、左からの流入を抑制。
⇒ 左過多の条件で高速走行を含めた試走にて左からの右への流出は防げているのを確認した。
*右過多の条件で、停車後再始動時にはゲージが上がっていた。詰まり、右から左への流入が起こった事が確認された。現在は両側が大体同量になっている。(未だ様子見。
*帰りラインの圧が有る為、エンジン稼働中は右から左への流入は殆ど無いと思われる。
[展望とかなんとか]
・逆止弁はガソリン対応だが、燃料ラインへの使用は推奨されていない。
:今回の使用条件ではメインのラインでない為に問題は無いと思う。一方で流量効率は期待できるものではない為、より流量を稼げる物が有れば交換したいところ。
・配管の太さ等を考えてみれば逆止弁無しに、加えて帰りラインの圧を利用して左タンクに流入させる事が出来るかもしれない。
・配管の分岐仕様を考えても、若しかしたら上記内容を実現できるかもしれない。
・ポンプユニットの上部に穴を開けて右左接続用に配管を通せば、走行中でも右からの流入を得られると考えられる。此の方法ならば、ガソリンタンク自体の加工よりも容易であると思う。
・キャブ用の外付けポンプを利用して右から左に送る手も有る。吐出圧も0.33kg/㎠とインジェクション用のポンプ(大体1.5kg/㎠らしい)に比べて小さく左が溢れる事も無いと思われる。但し、配線作業が居るし、結構嵩張る。
[[考察みたいな何か]]
・少ない情報等を見ると、インジェクション車のタンク下部にニップル等を取り付ける方法が一般的のようである。此の方法ならば状況に依らず右から左への補給が出来るし、給油時にも片側をからのみでも可能(ホース径に依る)。何よりシンプルで良いと思う。但し、ガソリンタンクを加工する必要が有り、処置箇所からの燃料漏れの危険性等も考えなくては行けない。何より、後戻りできない。(いざと云う時はタンク交換すれば良いけど。
◎感想◎
一先ず安心。未だ未だ様子見。難儀だ。
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Posted at
2013/09/29 19:13:10